【ラグビー】191cmの埼玉大型BK川崎清純がリーグワン２戦目へ気合「認められるプレーを」

ラグビー「リーグワン」1部で8勝1分け首位ターンの埼玉パナソニックワイルドナイツ（埼玉）BK川崎清純（25）が、存在感をアピールする。

28日、3月2日のコベルコ神戸スティーラーズ（神戸）戦（埼玉・熊谷ラグビー場）登録メンバーが発表され、控えでベンチ入り。2月1日浦安D−Rocks戦でリーグワンデビューを飾った身長191センチの大型BKは「与えられたポジションで役割を遂行したい。自分の存在を（監督の）ロビー（・ディーンズ）さんだったり、チームに認められるようなプレーをしていきたい」と意気込んだ。

ラグビーを始めたのは、岩手・盛岡工高時代だった。恩師である小笠原常雄氏は「スピードを殺すのはもったいない」とBKで起用。190センチ超えの長身ながら、FWは体作りのために2〜3カ月経験したのみで、関東学院大に進学した。兄で22〜23年シーズンまで埼玉に在籍した龍清さん（27）の背中を追い、社会人でも同じチームでプレー。関東学院大の先輩であるW杯3大会出場のプロップ稲垣啓太（34）らにも支えられ「大学の時は『本当に笑わない人なのかな』と思っていました。優しくしてくれ、本当にみんないい人です」と公式戦出場に向けて準備を進めてきた。

今節のBKは主力として貢献してきた日本代表CTBディラン・ライリー、WTB竹山晃暉が欠場。川崎はCTBを軸に、状況に応じてWTB、FBのカバーも視野に入れる。「自分の出番が来ても、焦ることなく、やることをやりたい」。冷静に、リーグワン2試合目の出場を待つ。【松本航】