痛恨の連敗…ミランのコンセイソン監督は苛立ち隠せず「去る必要があれば1ユーロも要求せずに去る」

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2025年02月28日 17:17  サッカーキング

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ミランを指揮するコンセイソン監督 [写真]=Getty Images
 ミランのセルジオ・コンセイソン監督が、自身を取り巻く状況に不満を示した。27日(現地時間)、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。

 27日に行われたセリエA第9節(延期分)のボローニャ戦で、ミランはポルトガル代表FWラファエル・レオンの先制弾を守りきれずに1−2と逆転負け。今季初のリーグ戦連敗を喫した。順位は8位のままで、首位のインテルとは勝ち点「16」差。優勝の可能性はほぼ絶望的となっている。

『ガゼッタ・デロ・スポルト』によると、ボローニャ戦後にインタビューへと応じたコンセイソン監督は「(相手の)最初のゴールでは明らかなハンドがあった。我々にとってマイナスとなるすべての出来事が起こり、結果に決定的な影響を与えた」と判定について疑問を呈した。さらに、自身に対するメディアやファンの反応にも次のように苦言を呈している。

「毎日、私の状況について人々が話しているが、それは不公平だよ。私は自分が何を望んでいるか、何ができるかを知っている。多くの人が私について話しているのを見ているが、状況は至って単純だ。もし私が去らなければならないのなら、彼らは私に『あなたはもう必要ではない』と言うだろう。私はスーツケースを持って、1ユーロも要求せずに去るさ」

「私は自分がどこから来たのか分からないような人間ではない。チャンピオンズリーグでは100試合近くに出場し、計13個のトロフィーを獲得しているが、外野は毎日私のことを話すのを楽しんでいるね。私にだって家族がいて、親しい友人がいる。彼らは私が悪く言われるところをたくさん見ている。それは不公平だ。暴言を吐いて申し訳ないが」

 コンセイソン監督は、成績不振で解任されたパウロ・フォンセカ前監督の後任として2024年12月にミランへとやって来た。就任後はリーグ戦で9試合指揮を執っているが、成績は4勝2分3敗。UEFAチャンピオンズリーグでもノックアウトフェーズ・プレーオフでフェイエノールトに敗れ、まさかの敗退を喫している。

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