近鉄「ひのとり」夜行列車「初」運行「大阪自由散策」ツアー実施へ

近畿日本鉄道は28日、「往路 夜行列車『ひのとり』で行く 大阪自由散策」ツアーを4月12日、6月14日、7月19日、9月13日の4日間実施すると発表した。このツアーで「ひのとり」を「夜行列車として初めて運行」するとのこと。近鉄名古屋駅を深夜に発車し、大阪難波駅に翌朝到着する。


「往路 夜行列車『ひのとり』で行く 大阪自由散策」ツアーの最少催行人員は60名。実施日の4月12日、6月14日、7月19日、9月13日ともに「ひのとり」が近鉄名古屋駅を23時32分に発車し、途中停車駅の桑名駅と近鉄四日市駅からも乗車できる。名張駅で約4時間停車するが、下車・降車はできない。翌朝停車する鶴橋駅、大阪上本町駅からも乗車でき、大阪難波駅には6時16分に到着する。



早朝に大阪へ到着することから、「お客さまには万博、テーマパーク、食べ歩き等、大阪散策を１日ゆっくりと楽しんでいただければと思います」と同社。復路は大阪難波〜鶴橋間の駅から発駅まで各自で移動する。旅行代金に関して、近鉄名古屋発の場合、「プレミアムシート」利用で大人9,800円・こども(小学生)5,530円、「レギュラーシート」利用で大人9,100円・こども(小学生)5,180円。近鉄往復運賃や往路の特急料金・「ひのとり」特別車両料金などが旅行代金に含まれるが、復路の特急券代は含まれていない。なお、他駅からの設定もあるとのこと。


申込みは「近鉄旅の予約センター」(ウェブ申込み・クレジット決済のみ)をはじめ、近鉄名古屋駅や近鉄四日市駅など各駅の営業所で3月3日10時から受付開始する。（MN 鉄道ニュース編集部）