78歳女性・月の老齢年金16万円「毎月の支払いは厳しかったが今は助かっている」現役時に加入していて良かったと思うこと

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2025年02月28日 20:11  All About

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老後の心配事といえば、やはりお金。現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、千葉県在住78歳女性のケースを紹介します。
金融庁の報告書に端を発して話題となった「老後2000万円問題」など、老後の心配事といえばやはりお金ではないでしょうか。もっと出世しておけばよかったと現役時代に後悔を持つ人もいるようです。

現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、千葉県在住78歳女性のケースをご紹介します。

回答者プロフィール

回答者本人:78歳女性
同居家族構成:本人のみ
居住地:千葉県
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:600万円
現在の資産:預貯金2000万円、リスク資産0円
現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数:不明

現在受給している年金額(月額)

老齢基礎年金(国民年金):約5万円
老齢厚生年金(厚生年金):11万円(受給年齢を70歳まで繰り下げ)
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):終身個人年金保険50万円(年額)

「年金で普通の生活ができています」

現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足している」と回答した今回の投稿者。

その理由として「年金の収入内で普通の生活ができています」と語っています。

ひと月の支出は約「15万円」。年金だけで「毎月賄えている」と回答されています。

「洋服とか今は必要ありません」

現在は仕事をしていないものの、「去年までシルバー人材センターで月12日間ほど受付の仕事」をしていたそう。

詳細は不明ですが、「個人的にやりたい(と思うことで)300万円ほど必要な事がありまして、(その給与収入で)予定額は達成」できたといいます。

ただ普段の年金生活においては、「外食はほとんどしませんし、洋服とか今は必要ありません」とあり、日々倹約しながら暮らしておられる様子です。

「保険のおかげで余裕のある生活」

現役時代は、「期限付き貯蓄型保険に加入していました。余分なお金がないのに保険の外交をしている友人に最後だからと(言われ)、現在受給している終身年金保険に更に加入しました」と振り返る投稿者。

「毎月の保険料の支払いは厳しかった」と当時は不満も感じていたようですが、「今はこの保険のおかげで余裕のある生活ができているので、感謝しています」と語ります。

今の生活の不安については「健康のことですが、もう人生も残り少ないので、特別な延命治療は必要ありませんし、まさかの出費は蓄えで何とかなると思っています」とコメント。

いっぽうで「たまの旅行や地域のサークル活動に参加して暮らしています。年金収入がカツカツでは、誘われた時に参加できません」と老後生活の楽しみも教えてくれました。

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※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
(文:あるじゃん 編集部)

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