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「SNSから特定して、うちの子どもたちが犯罪に巻き込まれたらどうするのかなって……。私の言うことは全然聞いてくれないから、あなたから注意してほしいの」私の言葉に共感してくれると思っていた旦那からは「……うーん。顔とか名前を出していたら、確かにユカの言ってることはわかるけど、ピンとこなくて」とまさかの返事が。
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「私は母親だから! 子どもたちの安全を配慮してSNSにあげるの。当たり前じゃない!」「母さんだって、子どもたちの安全に配慮してあげているでしょう」どうしよう、旦那に話が通じない!? 私は焦りました。
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「母さんの投稿は友達限定だし、イイネがたくさんつくわけでもない。ただ趣味でやっているのに、どうしてそんなにやめさせようとするの?」「……それは、私の子どもたちが被害にあうかもしれないから……」
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旦那にお義母さんのネットリテラシーが低いと説明しても、同意してくれることはありませんでした。
お義母さんと同じように「ユカもやっている」、「ユカの母親だって投稿している」そう言うのです。私はサラさんがコメントを残すたびにイヤな思いをして、思わずお義母さんのSNSを閉じてしまうくらいなのに……。
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【第3話】へ続く。
原案・ママスタ 脚本・物江窓香 作画・春野さくら 編集・塚田萌