日本ラグビー協会は28日、岩渕健輔専務理事(49)がアジアラグビー(AR)の副会長職一時停止処分を受けたことに関し、ARへ撤回を要請する文書を26日付で送付したと発表した。
ARは24日に行動規範違反の可能性で、副会長を担う岩渕氏の職務を一時的に停止すると発表。期間は調査が終了するまでとしていた。
日本協会は一夜明けた25日に「当協会では、当該本人が『平等』『透明性』『説明責任』といったARの理念に反する行為の一切無いこと、行動規範に沿って対応していることを確認しています」とコメントしていた。
この日の日本協会の発表は以下の通り。
公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(会長:土田雅人)は、アジアラグビー(会長:カイス・アルダライ)による今回の岩渕健輔(当協会専務理事)へ対するアジアラグビー副会長職一時停止処分およびその公表行為は、当該本人への事前の正式な連絡はなく、突然一方的に公表した行為はアジアラグビーの行動規範に反しており、また明らかに事実と異なる間違った行為を示唆する不当な内容となっており、ただちに撤回を要請する旨の文書を、2月26日付けでアジアラグビーへ送付いたしました。
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また、ワールドラグビー(会長:ブレッド・ロビンソン)に対し、ワールドラグビー規定に準じてアジアラグビーの対応および本件に至った経緯を調査することを、2月27日付けで要請いたしましたことをご報告いたします。
なお、岩渕健輔氏は当協会の専務理事職およびワールドラグビー理事職を継続いたします。
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