旭川地方裁判所 北海道旭川市で昨年4月、女子高校生=当時(17)=がつり橋から川に落とされ殺害された事件で、殺人などの罪に問われた無職の被告の女(20)の裁判員裁判第2回公判が28日、旭川地裁(小笠原義泰裁判長)であり、事件当時、被告らが撮影していた映像が裁判員らのモニターに映し出された。
検察側によると、橋の欄干に座らされた女子生徒が「なめた態度ばかり取ってすみません」と謝る中、被告が足を持ち上げ、女子生徒が「嫌だ」などと悲鳴を上げる場面が記録されていた。
旭川市内のコンビニの防犯カメラ映像も示され、店員に助けを求め抵抗する女子生徒に、被告らが「お前が悪いだろ」などと何度も怒鳴り、無理やり店外へ引きずり出す様子が映っていたという。