世界的シェフ「最高の酒だよ」アカデミー賞「ガバナーズ・ボウル」提供料理に日本酒など採用

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2025年03月01日 10:20  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

世界的シェフのウルフギャング・パック氏(右)

米ハリウッドで3月2日に第97回アカデミー賞授賞式が行われるのを前に2月27日、授賞式後に開かれる公式アフターパーティー「ガバナーズ・ボウル」で提供される料理を担当する世界的シェフのウルフギャング・パック氏(75)が、日刊スポーツの取材に応じた。


オーストリア出身のパック氏は1995年から30年間アフターパーティーの料理を担当している。オスカー像をかたどったスモークサーモンやミニ和牛チーズバーガー、新作の北京ダック、パック氏のレストラン「スパゴ」を代表するメニューとして知られるマグロのタルタルやスモークサーモンピザなど約50種類の料理と30種類以上のデザートがお披露目された。


2018年からメニューに採用され、俳優ジョージ・クルーニーやブラッド・ピットらトップスターたちにも大人気の宮崎牛が今年も提供されるほか、焼き鳥や野菜の串、すしなど日本食が楽しめる「居酒屋ステーション」も初登場するという。また、今年は初めてメニューに旭酒造(山口県)の清酒「獺祭BLUE Type23」も採用された。


「とても質の高い純米大吟醸で、すべての料理にとても合うため採用を決めた。日本酒を採用したのは、今年が始めて。最高の酒だよ。出席するセレブたちみんなが楽しんでくれると思う。宮崎牛とのマリアージュも完璧」とパック氏。宮崎牛を焼きながら、「乾杯」と上機嫌に盃を傾けた。


今年11月には生産者に会うため後継者の息子でシェフのバイロン氏と共に宮崎を訪問予定だというパック氏によると、「ウィキッドふたりの魔女」で助演女優賞にノミネートされているアリアナ・グランデも宮崎牛が大好きだといい、宮崎牛のステーキに今年も多くのセレブが舌鼓を打つことになりそうだ。


当日は受賞者やプレゼンテーターら1600人のゲストが出席を予定しており、「ペスカタリアンからヴィーガンまで、出席するすべての素晴らしいスターたちの好みに合わせた料理を準備しており、彼らのためだけの特別なディナーを楽しんでもらいたい」とバロン氏は語った(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)

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