「水こそ最高のインスピレーション源であり素材である」という三宅一生氏の思いから1992年に誕生した「ロードゥ イッセイ」は、ブランドのアイコニックなフレグランスに成長。今回新たに登場する2種のフレグランスの調香は、アマンディーヌ・クレール・マリー氏とソフィー・ラベ氏が担当した。2人は、海洋保護の必要性を目的としたプロジェクト「ワン・オーシャン（1 Ocean）」の代表を務めるダイバー兼写真家のアレクシス・ローゼンフェルド氏から、「水中には香りが存在しない」という事実を教わり、“香りのないものの香り”を手掛けるというテーマに挑んだ。
「海」というシンプルなテーマから着想を得て誕生したロードゥ イッセイ オードパルファム インテンスは、深さ最大40メートルの海底に広がる海草の一種・ポシドニアの香りから始まる。海中の草が持つ“植物らしい”温かみを、アクアティックやハーバル、フローラルの香りを組み合わせて再現した。さらにイランイラン エッセンス（100％天然由来香料）とダマスクローズ アブソリュートが香りに奥行きを加え、インフューズド バニラ（100％天然由来）の官能的な甘さが温かみを添える。フレグランスは天然由来成分を91％配合し、フランス産ビートルート由来の100％天然アルコールを使用。
ロードゥ イッセイ プールオム オードパルファムは、トップノートが刺激的な花椒（100％天然由来香料）のエッセンスを基調に、レモン エッセンスがアクアティック アコードに鮮やかさを加える。ベースノートは、バルサムファー アブソリュートとシダーウッドがウッディな深みと強さを演出。フレグランスはフランス産ビートルート由来の100％天然アルコールを使用し、92％天然由来成分で構成している。
ボトルにもこだわり、海面に反射する光から着想を得てシルバーに染まるキャップはプラスチック不使用。素材である木材の天然の木目がそのまま生かされ、ひとつとして同じものは無い。透明ボトルはリサイクルガラスを20％使用しながらも純度と輝きは保っている。パッケージの厚紙はFSC™認証を受けた、適切に管理された森林やその他の資源から調達された材料でつくられている。
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