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元保護猫の女の子「サブロー」ちゃん(愛称:サブちゃん)は、現在10歳。飼い主のX(ツイッター)ユーザー・KIYOKOさん(@sabu_kiyoko)と一緒に暮らしています。子供の頃から実家で猫と暮らしていた飼い主さんにとっても、サブちゃんとの出会いは特別なものでした。
【比較写真】保護当日はほっそりしていた猫さん…10歳になった今はふっくら美ニャンに!
公園での出会いと不安を乗り越えて迎えた子猫
2014年11月、サブちゃんは地域猫活動をしている方によって保護され、縁あって飼い主さんのもとへやって来ました。当時の推定年齢は7カ月ほど。
「当時、近所の公園には何匹かの野良猫がいて、娘と一緒によく見に行っていました。サブちゃんも子猫の頃、その公園にいつの間にか現れて、私たちがよくかわいがっていました」
ある日、サブちゃんの姿が見えなくなり、飼い主さん一家は心配していたといいます。
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「地域猫活動をしている方が保護してくれたことを知り、サブちゃんを我が家で迎えることになったんです」
こうして、サブちゃんは新しい家族として生活をスタートさせました。
久しぶりの猫との暮らしに試行錯誤の日々
サブちゃんを迎えてから、飼い主さんは久しぶりの猫との生活に戸惑うこともあったそうです。
「猫と一緒に暮らすのは数十年ぶりで、昔と飼育方法もかなり違っていました。爪切りやブラッシングなど、どうやるのか試行錯誤の連続。なんとか乗り越えていきました」
それでも、サブちゃんの存在が家族に与える影響は大きく、日常が明るくなったといいます。
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「サブちゃんがいるだけで、家族の顔が自然と笑顔になるんです。そんな姿を見て、心が温まりましたね」
試行錯誤を重ねながらも、飼い主さん一家はサブちゃんとの暮らしに幸せを感じていました。
いつまでも元気でいてほしい…家族の願い
現在10歳のサブちゃんは、おっとりした性格が魅力です。
「サブちゃんはあまり鳴かず、おとなしい子です。でも、新入り猫のゴローちゃんに対しては強気な面を見せるんですよ。ちょっかいを出されると引かずに取っ組み合いになることも。ただ、自分から手を出すことはありません」
また、サブちゃんは知らない人が苦手な一面もあるそうです。
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「ピンポンが鳴ると、すぐに隠れちゃいますね。用心深いんです」
最後に、飼い主さんはサブちゃんへの思いを語ってくれました。
「サブちゃんも年齢的にシニア猫になってきました。今まで大きな病気をすることなく過ごしてくれたので、これからも健康で長生きしてほしいです。そして、もう少しゴローちゃんとも仲良くしてくれたらうれしいですね」
サブちゃんと飼い主さん一家の温かな日々は、これからも続いていきます。
(まいどなニュース特約・梨木 香奈)