楽天・早川、今季初実戦は3回2安打無失点　渡辺翔は対外試合4戦連続失点

オープン戦
楽天 1 − 1 広島
＜3月1日　倉敷＞

　楽天の早川隆久投手（26）が広島とのオープン戦に先発登板。3回2安打無失点の好投で2年連続の開幕投手へ前進した。

　今季初実戦となった左腕。初回は中堅・辰己の好捕に助けられるなど、すべてフライアウトで3者凡退スタートを切った。2回は遊撃・宗山の失策などで一死一、二塁のピンチを招くも、8番・矢野を空振り三振に仕留めるなど後続をピシャリ。3回も危なげなくゼロを刻み、3回50球、2安打無失点、2奪三振無四球の好投でオープン戦初登板を終えた。

　心配なのは1点リードの8回に5番手で登板した渡辺翔。先頭打者に四球を与えるなど1回2安打1失点と精彩を欠き、これで今春の対外試合は4試合連続失点となった。

　打線は初回、4番・浅村の左前適時打で先制するも2回以降は無得点。「7番・遊撃」でフル出場した宗山は8回の第3打席で右前打を放ち、これで練習試合を含めた今春の対外試合打率は.421（19打数8安打）となった。