『逮捕しちゃうぞ』30周年 玉川砂記子&平松晶子「100mphの勇気」サプライズ生歌唱 入野自由のデビュー作と裏話

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2025年03月01日 17:07  ORICON NEWS

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(左から)平松晶子、玉川砂記子 (C)ORICON NewS inc.
 『逮捕しちゃうぞ』アニメ化30周年を記念した「OVA『逮捕しちゃうぞ』30 周年記念上映会」が3月1日、東京・新宿ピカデリーにて行われ、声優の玉川砂記子、平松晶子が当時の心境や作品への思いを語ると共に、同作のオープニングテーマ「100mphの勇気」を生歌唱して会場を盛り上げた。

【写真】まだ若い!『逮捕しちゃうぞ』 ポーズする平松晶子&玉川砂記子

 イベントは、1994年〜1995年に制作されたOVA『逮捕しちゃうぞ』全4話の上映と、主人公・辻本夏実役の玉川、小早川美幸役の平松によるスペシャルトークショーを実施。OVA『逮捕しちゃうぞ』の古橋一浩監督、『逮捕しちゃうぞ the MOVIE』の西村純二監督、『逮捕しちゃうぞ』シリーズのキャラクターデザインを手がけた中嶋敦子からメッセージが寄せられたほか、原作の藤島康介氏による描き下ろし30周年記念イラストを公開された。

 イベント冒頭、MCが玉川と平松を呼び込むと、「100mphの勇気」が流れ出し、2人がサプライズで生歌唱を披露。2人の粋な演出に会場からは拍手と歓声が上がった。歌い終えた後、MCに2人の歌唱を披露するのはいつぶりか聞かれ、玉川が「OVAのイベントで歌っていたイメージ」と言うと、平松も「そこ以来だよ。だいたい30年ぶりぐらい?」と応じた。

 同曲について、玉川は「『逮捕』を観ていなかった知り合いも30年のうちに増えたけど、『100mphの勇気』を知らない方たちとカラオケに行って歌っても、ものすごく盛り上がる。この曲って本当に力がある」と思いを語り、「歌ったら皆さんが喜んでくれるのではと思って練習しましたが、成果はどうだったでしょうか」と照れ笑い。

 30周年を迎えた心境を。玉川は「30年というと、大谷翔平選手が生まれた年なんじゃない?何もなかった状態からあんな人がねっていうような時間を過ごしたけど、私たちの心の中はあまり変わっておらず、なんか不思議な感じ」とにっこり。

 平松は「時代をまたいでいるじゃない。昭和、平成、令和と。だから(作中に)出てくる機器とかが今だったらこれは……みたいなのも感じる」と笑いつつ、「懐かしさを感じる一方で、30年も昔に作られた作品とは思えないクオリティも感じる。それは素晴らしいなと改めて観て思いました」としみじみ語った。

 30周年の一環として、映画『逮捕しちゃうぞ the MOVIE』が3月7日より再上映される。劇場版の映画館での上映は1999年以来26年振りと聞いた玉川は、「すごいですね!OVAの最後のテロップのところ、入野自由君の名前があるの気がつきました?」と切り出し、「自由君、『逮捕』がデビューなんですって。当時『自由』って何て読むのと聞いたら、『みゆです』って教えてくれたのを覚えている」と懐かしんだ。

 すると平松は「私はさっこちゃん(玉川)に言われるまで気づかなくて。(別の作品で)自由君に会ったとき、逮捕で一緒だった話題を振ったら、『うちに玉川さんと平松さんのサインがあります』と言われて。サイン書いたんだって!(笑)」と話して会場の笑いを誘っていた。

 『逮捕しちゃうぞ』は、東京下町の墨東署交通課に勤務するスーパーコンビ・辻本夏実と小早川美幸の姿を描いた痛快ポリスアクション。1986年「モーニング パーティ増刊」(講談社)にて連載開始した藤島康介の漫画を原作に、1994年にアニメ化。1994年〜1995年にOVA(FILE.1〜FILE.4)がリリースされ、1996年にはTVシリーズ第1期(全51話)が、1999年にSpecial(全21話)、2001年に第2期(SECOND SEASON/全26話)、2007年に第3期(『フルスロットル』/全23話+特別編1話)が放送。さらに1999年には劇場アニメ映画『逮捕しちゃうぞ the MOVIE』が公開された。

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