重賞初制覇を目指すエコロヴァルツ(24年9月撮影、ユーザー提供:旅っ程さん) 中山は土曜と同じく芝ダートともに良の見込み。芝は1回開催で使用されていないAコース部分を走れる馬が有利。したがって前&内の馬で決まりやすい。穴は逃げ馬。土曜はディープインパクト系の活躍が目立った。ダートはペース次第。上がりがかかれば中団以降の組にも出番がある。
阪神も土曜に続いて芝ダートともに良。芝は高速決着。ペース次第で差しが決まらないこともないが、道中は内から2頭目までで運びたい。特に内回りはロスなく運んだ方がいい。ダートは脚質不問。土曜はシニスターミニスター産駒を筆頭に、エーピーインディ系が大活躍。ストームキャット系やエピファネイア産駒も健闘していた。
小倉は土曜夜から雨が降る予報で、道悪になりそう。芝は内の悪化が進んでいるので、明確な外差し馬場になっている。前に行った馬が4角で外に進路をとると傾向がガラッと変わる可能性はあるが、ひとまずは外枠で末脚のしっかりした馬を狙いたい。ダートは基本的には逃げ先行有利と考えていい。
【注目馬】
中山11R・エコロヴァルツ…中山芝は明らかに内有利なので、4番枠は願ったり叶ったり。スタートさえ決めれば、理想的な競馬ができるはずだ。同舞台だった前走・ディセンバーSの再現で重賞初制覇とみた。
阪神11R・ナムラクララ…将来的には1400m以下が主戦場かもしれないが、今の時期で、しかもスロー必至とあれば、マイルまでは守備範囲。好位でロスなく運んで抜け出す。
小倉10R・サクセスドレーク…小倉芝は十八番で、とりわけ1800mは1勝クラスを勝ったベスト舞台だ。外差し馬場で絶好14番枠とあれば、今度こそ突き抜けていい。