限定公開( 1 )
カーリング女子世界選手権(15日開幕、韓国)に出場する日本代表(フォルティウス)が1日、札幌・どうぎんカーリングスタジアムで練習を公開した。普段とは違うピンク色の日本代表仕様の和柄ユニホームを着用し、約1時間氷上でショットを確認。スキップ吉村紗也香(33)は「すごくいい準備ができている。大会が近づくにつれて気持ちの方もワクワク度が増すと思う」と心待ちにする。
26年ミラノ・コルティナ五輪出場を懸けた戦い。24、25年世界選手権の順位に応じたポイント順で上位7カ国(開催国イタリア除く)が枠を獲得する。逃すと12月開催予定の五輪最終予選での2枠の争いにまわる。世界選手権はリード近江谷杏菜(35)がチーム最多5度目、サード小野寺佳歩(33)が4度目、吉村が3度目、セカンド小谷優奈(26)が2度目で、リザーブ小林未奈(22)以外は経験がある。五輪切符獲得のためには上位に入って高ポイントが必要。吉村は「厳しい戦いではあると思う」と構えるが「自分たちはすごく手応えを感じている」と自信を見せる。
2月の日本選手権で優勝し、勢いに乗る。日本一の反響も大きく、ファンクラブ会員も増えた。吉村は初五輪舞台に立つ自身の姿を思い浮かべ「世界一、金メダルを取るつもりでいる」と誓った。【保坂果那】
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