堂安律フル出場のフライブルク、連勝は「4」でストップ…アウクスブルク戦は決め手欠き0−0

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2025年03月03日 04:24  サッカーキング

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アウクスブルク戦にフル出場した堂安律 [写真]=Getty Images
 ブンデスリーガ第24節が2日に行われ、フライブルクは敵地でアウクスブルクと対戦した。

 前節終了時点で12勝3分8敗の成績を残し、勝ち点「39」を積み上げているフライブルク。首位のバイエルン、2位のレヴァークーゼンが抜け出した順位表のなかで、“2番手グループ”に位置しており、来季のチャンピオンズリーグ出場も狙える状況にある。現在は今季初の4連勝中と好調のなか、今節は勝ち点「31」で11位につけるアウクスブルクの本拠地に乗り込む。フライブルク所属の堂安律は4試合連続のスターティングメンバーに名を連ねた。

 試合は序盤からフライブルクがボールを握るも、より多くのチャンスを作ったのはホームチーム。13分にはペナルティエリア手前で得たフリーキックをフィリップ・ティーツが直接狙うが、シュートはGKノア・アトゥボルが難なく処理。25分には左サイドを崩してクロスに繋げると、ここはクリアされたものの、フランク・オニェカが右足一閃。強烈な一撃は枠を捉えたが、GKアトゥボルがなんとか手に当て、クロスバーに当たった。

 アウクスブルクは前半アディショナルタイムにも、敵陣左サイドでのボール奪取から、クリスティヤン・ヤキッチ、アレクシー・クロード・モーリスと繋いで、最後はティーツにシュートチャンスが到来。しかし、ここもフライブルクの“守護神”アトゥボルの牙城を崩すことはできず、前半はこのままスコアレスで終了した。

 後半に入ると58分、フライブルクがこの試合最初の枠内シュートを記録。右サイドで前を向いたキリアン・シルディリアが敵陣へボールを届けると、前を向いたメアリン・レールがヴィンチェンツォ・グリフォとのパス交換からミドルシュートを放つも、ここはGKの正面へ。堂安も敵陣でボールを引き出しながら反撃の糸口を探ったが、相手を崩してチャンスに繋げるシーンは少ない。

 後半アディショナルタイムにはアククスブルクがこの試合最大のチャンスを構築。敵陣右サイド大外で前を向いたマリウス・ヴォルフがスルーパスを送ると、右ポケットへ侵入したアルネ・マイアーが縦へ持ち出して折り返す。マイナスの位置へ走り込んだスティーヴ・ムニエがボレーシュートを放つと、GKアトゥボルは動けなかったものの、シュートは無常にもポストに嫌われた。

 結局、90分間のなかでゴールネットが揺れることはなく、試合はこのままタイムアップ。フライブルクの連勝は「4」でストップし、順位も5位に転落した。前節ブレーメン戦(○5−0)で2ゴールを決めていた堂安はフル出場したものの、今季初の2試合連発はならず。
一方のアウクスブルクもより多くのチャンスを作りながら、今季2度目の連勝とはならなかった。

 次節は8日に行われ、アウクスブルクは敵地でドルトムントと、フライブルクはホームでライプツィヒと、それぞれ対戦する。

【スコア】
アウクスブルク 0−0 フライブルク

【得点者】
なし

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