画像提供:マイナビニュースJR東日本は3日、ホームドア整備計画に関して、2025年度は30駅57番線への整備を進めると発表した。あわせて東京都内の駅におけるホームドア整備についても発表し、2028年度末までに都内の53駅129番線でホームドアを整備する計画を明らかにした。
同社は駅利用者と列車の接触や線路への転落を防止する対策として、2031年度末頃までに東京圏在来線の主要路線330駅758番線へホームドア導入をめざしている。東京圏在来線において、2024年度末までに線区単位で140駅288番線へのホームドア整備を完了する予定となっている。
2025年度は30駅57番線で整備を行う。山手線の池袋駅(5・8番線)でスマートホームドア、京浜東北線の南浦和駅(2・3番線)でスリットフレームホームドアを整備するほか、中央線・総武線各駅停車の四ツ谷駅(3・4番線)、秋葉原駅(5・6番線)、両国駅(1・2番線)、平井駅(1・2番線)、市川駅(1・2番線)、西船橋駅(2・3番線)、幕張駅(1・4番線)、新検見川駅(1・2番線)、稲毛駅(1・2番線)、西千葉駅(1・2番線)でもホームドア(四ツ谷駅と西船橋駅はスリットフレームホームドア、他の駅はスマートホームドア)を整備する。
根岸線は2025年度に桜木町駅(2・3番線)、石川町駅(1・2番線)、根岸駅(1・2番線)、磯子駅(1・2番線)、新杉田駅(1・2番線)、洋光台駅(1・2番線)、港南台駅(1・2番線)、本郷台駅(1・2番線)、大船駅(9・10番線)でホームドア(各駅ともスマートホームドア)を整備。横浜線も東神奈川駅(2・2番線)、小机駅(2番線)、鴨居駅(1・2番線)、中山駅(2番線)、町田駅(2・3番線)、橋本駅(2番線)、相原駅(1・2番線)、八王子みなみ野駅(1・2番線)、片倉駅(1・2番線)でホームドア(東神奈川駅はスリットフレームホームドア、他の駅はスマートホームドア)を整備するとしている。
JR東日本は東京都内の駅におけるホームドア整備についても発表。山手線や京浜東北線を中心に、線区単位で78駅158番線へのホームドア整備を完了しており、今後、2028年度末までに、中央線快速および中央線・総武線各駅停車を中心に線区単位で53駅129番線(2025年度整備計画は9駅18番線)への整備を進めるとのこと。これにより、2028年度末時点の整備完了駅番線数は131駅287番線となり、同社の東京都内6割以上の駅番線でホームドアが整備できる見込みだという。(MN 鉄道ニュース編集部)