『仮面ライダーガッチャード GRADUATIONS』キャストの“卒業”インタビュー わちゃわちゃトークで盛り上がる

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2025年03月03日 19:00  ORICON NEWS

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『仮面ライダーガッチャード GRADUATIONS』に出演する(左から)福田沙紀、熊木陸斗、本島純政、藤林泰也、安倍乙 (C)ORICON NewS inc.
 昨年8月まで放送された『仮面ライダーガッチャード』の新作Vシネクスト『仮面ライダーガッチャード GRADUATIONS/ホッパー1のはるやすみ』が期間限定で上映中。『仮面ライダーガッチャード』の集大成となる本作。ORICON NEWSでは、一ノ瀬宝太郎/仮面ライダーガッチャード役の本島純政、黒鉄スパナ/仮面ライダーヴァルバラド役の藤林泰也、銀杏蓮華役の安倍乙、ミナト役の熊木陸斗、枝見鏡花役の福田沙紀にインタビューを実施。笑いあふれる“卒業”インタビューとなった。

【動画】『仮面ライダーガッチャード』キャスト“卒業”インタビュー わちゃわちゃ指差しトーク

■集大成となる作品が完成 キャスト陣が万感の思いを語る
――『仮面ライダーガッチャード GRADUATIONS』が完成しました。今の心境は?
【本島】こうして『仮面ライダーガッチャード』の集大成が無事に上映されることをすごくうれしく思います。それと同時に『Vシネクストすごく楽しみです』と言ってくださる方が多い。僕としては、それがみんなガッチャードを覚えててくれたんだと思えて、うれしい気持ちでいっぱいです。

【藤林】『仮面ライダーガッチャード GRADUATIONS』の撮影が終わって、みんなで駆け抜けた1年間がこれで本当に終わってしまうんだな、という寂しい気持ちもあります。けど作品を見ていただいた方は、その寂しい気持ちを明日の1歩につなげていただけるような作品になっています。本当に今の僕たちの心情と同じようになっています。悲しいことや、楽しいことがいろいろあると思います。次の一歩を踏み出す糧になればなと思います。

【安倍】1年間を通して毎日のように撮影で毎日のように同じメンバーと顔を合わせ、作り上げたガッチャードですが、今回はいよいよ「卒業」がテーマの作品になっています。すごく寂しいですけど達成感もありつつ、集大成として駆け抜けたなって思います。テレビシリーズで描ききれなかった部分が詰まっている作品になっていると思うので、ぜひたくさんの方に見てほしいなと思います。

【熊木】このタイトルの「卒業」は僕たち自身にも通じるものがあります。この作品を見て、1番に思ったのがスタッフさんたちの愛が詰まってるな、と感じた。そこも踏まえてガッチャードを愛してくださった皆さんに届いてくれたらなと思ってます。

【福田】1年間、一緒に駆け抜けてきた仲間、スタッフの皆さん、そして『仮面ライダーガッチャード』を楽しんで見て愛してくださったファンの皆様と一緒にこの「卒業」という機会を迎えられてすごくうれしいですし、みんなの思いがたくさん詰まってる作品になっています。成長もすごく感じられる作品になってると思うので、ぜひ注目して楽しんで見ていただきたいなと思っています。

――福田さんはウエディングドレス姿を披露しています。熊木さん、いかがでしたか?
【熊木】おきれいでした。鏡花はいつも作業着が定番になってるからこそ、やっぱりギャップがすごかった。あれは本当に作品じゃないと見れない(照れ笑い)。

【本島】照れてません?(笑)

【熊木】俺、何話してんだろうって思ってきちゃって(笑)。

【福田】なっちゃったか〜(笑)。なっちゃったなら、しょうがない!

【藤林】ミナト先生としては“独身卒業”というテーマですもんね(笑)。伝えたいことは独身を卒業して「結婚っていいもんだぜ」ということで(笑)。

【本島】それで『GRADUATIONS』?

【熊木】そういうことで!

【藤林】そうじゃない(笑)。

【福田】ウエディングドレスも衣装合わせで、いくつか試着させていただいたんです。意外と王道な形を選んでいるんです。それは理由があって。もともとスパナと一緒に生活していたこともあって、割とその女性的なラインの洋服を着なくなったんじゃないかなって。もともとダボッとしたものが好きだったのかもしれないんですけど。もう1つの候補としてマーメイドラインのドレスがあったんです。かなり女性らしいシルエットだったので今回の王道のドレスの形を選んだ。「ミナトくん、意外とこういうのが好きなんでしょ?」と思って鏡花は選んだ、という裏設定も自分的にはちょっとあります(笑)。

【熊木】LINEで送ってくださって!

【福田】衣装のやり取りが結構あったんです。「これとこれ、どっちがいい?」と!

【熊木】ちょっとリアルな結婚式の相談みたいになってて(笑)。そこも面白かったです(笑)。

【本島】いいなぁ!

【藤林】宝太郎はまだ独身卒業しないでください(笑)。

【福田】でも、(松本麗世演じる九堂)りんねとちょっと何か気になるシーンもあるしね!

【本島】でも、まだ独身ですよ!

【福田】そら独身でしょうよ(笑)。

■お気に入りシーンでまさかの展開 本作をアピール「熱量は絶対に伝わる」

――お気に入りのシーンを教えてください。

【安倍】りんねと宝太郎が最後に駆け抜けていく、青春を表したかのような爽やかなシーンがあって。あそこがすごくよくて。私は何もしていないんですけど(笑)。りんねのツンデレが見られると思います。私が出ているシーンで言うと、タイムループして私の関西弁をスパナが言ってくれるシーンです。

【本島】そこ?(笑)

【藤林】すごくニッチなシーンがきたね(笑)。

【安倍】テレビシリーズでは見られないと思うので、そこはお気に入りのシーンです!

【藤林】お気に入りシーンは「全部」と言いたいなって思います。作品はスパナ目線で描かれてるんですけど、スパナの卒業じゃなく、宝太郎とりんねのシーンがあったり、錆丸と蓮華が荷物をまとめてるシーンがあったり、「卒業とは」を描く描写があって、その一つひとつがキャラクターの重みだったり、深みになってると思うので感じ取っていただければ。どれかは絶対に皆さんの状況に当てはまると思います。

【本島】やっぱり九堂との最後のシーンがすごくお気に入りで。乙ちゃんからも言ってもらってたんですけど、1年間一緒に九堂と作り上げてきたものがあったからこそできた2人ともすごくこだわったシーンになったと思います。卒業は新たな大きな一歩、ということを見てる方にも伝えられたらいいな。それと同時に青春という高校生の時にしか味わえないような感覚を、この映画を通して感じることができると思うので、それを見てる方に伝えれたらいいなと思います。

――最後に見どころを教えてください。
【本島】本当にみんな仲がいいんですよ!その仲の良さがこの映画では全面に出ていると思います。それぞれみんな「卒業」で『仮面ライダーガッチャード』の集大成としての思いもすごく詰まった、全員がやる気100%という感じで挑んだ作品です。その熱量は見てる方にも絶対に伝わると思うので、そこを見ていただきたいです。『仮面ライダーガッチャード』は、ここでひと段落しますが、皆さんの心の中で『仮面ライダーガッチャード』のキャラクターが生き続けられるような終わり方をしています。そこにもぜひ注目していただきたいです!

 そのほか、動画インタビューでは指差しゲームなどを実施。“卒業”となる今だからこその内容は必見。詳細は動画で。また、6月11日にリリースされる『仮面ライダーガッチャード GRADUATIONS/ホッパー1のはるやすみ』Blu-ray&DVDでは通常版のほか、ライドケミートレカセット、 ライナーノート、主題歌CDなどが特典となった「ライドケミートレカセット版(初回生産限定)」も同時発売される。

■『仮面ライダーガッチャード GRADUATIONS』あらすじ
ついに、宝太郎や九堂りんねたちが、富良洲高校を卒業する日がやってきた。学園生活や、錬金アカデミーでのかけがえのない思い出を胸に、彼らは卒業式を終え、新たなる道へと向かっていく…はずだった。

突然、同じ時間が繰り返し流れ、宝太郎たちは、そのループから抜け出せなくなってしまう。この状況を認識しているのは、なぜか黒鋼スパナただ1人。異常な現象が発生した理由は、いったい何か。時間の流れを操っているのは未知のケミーなのか、それとも?やがてスパナが、そして宝太郎たちがたどり着いた、驚愕の真相とは!?


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