ホルシュタイン・キールのFW町野修斗 [写真]=Getty Images(昨年8月のホッフェンハイム戦) ホルシュタイン・キールに所属するFW町野修斗のパフォーマンスに対し、現地メディアが高い評価を与えている。
ホルシュタイン・キールは2日、ブンデスリーガ第24節でウニオン・ベルリンと対戦し、町野は2トップの一角として先発出場した。試合は42分、味方からのスルーパスをボックス内で受けた町野が折り返し、アルミン・ギゴヴィッチがゴールを決める。その後スコアは動かず、ホルシュタイン・キールが1−0で勝利を収めた。なお、この勝利は、ホルシュタイン・キールにとって今シーズン初となるアウェイでの勝利となった。
ドイツ誌『キッカー』は町野のパフォーマンスをチームトップの「2.5」点(ドイツメディアは1点が最高、6点が最低)と採点し、「彼は先制点をアシストし、87分には2点目となるゴールを決めるところだった。試合を通して相手にとって脅威となる存在だった。町野はすべての面でうまくプレーしたわけではなかったが、この日本人選手はキールでもっとも活躍し、したがってもっとも優れた選手だった」と、この試合のマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出した。
また、地元メディア『SHZ』も町野をチームトップタイとなる「2.5」点と採点し、「前半は主にスローインやセットプレーからのプレーが目立ったが、前半終了間際に先制点をアシストした。後半からはプレーがさらに良くなり、キールの攻撃における中心となった。73分にシュートがポストに弾かれたのは不運だったといえるだろう」という評価を与えた。
ホルシュタイン・キールは次節、日本時間8日に行われるブンデスリーガ第25節でシュトゥットガルトと対戦する。
【ハイライト動画】町野修斗が決勝点をアシスト! ウニオン・ベルリンvsホルシュタイン・キール