フィリーズレビューに出走予定のショウナンザナドゥ(c)netkeiba 桜花賞トライアルだが、短距離志向が強い馬にとっては、桜花賞よりもここが最大目標になるケースもある。そうしたスプリンターに加え、優先出走権獲得を目指す馬も参戦し、例年多頭数の混戦になる。
1.距離短縮組が優勢
過去10回で、距離延長組は[1-0-2-31]で複勝率8.8%と不振。対して、距離短縮組は[6-8-4-57]で複勝率が24.0%ある。前傾ラップのタフな流れになることもあり、距離延長組はゴール前の坂、残り1ハロンで踏ん張りがきかないケースが多い。
2.前走・阪神JF組は勝ち切れないが馬券圏内にはきやすい
前走を見てみると前走・エルフィンS組が[2-0-0-3]で勝率40%。前走・阪神JF組は[1-6-3-20]で勝率は3.3%しかないが、複勝率は33.3%と好走している。前走・阪神JF組の着順を見ると、5着以内の馬は[0-5-1-1]で複勝率85.7%。連複系馬券の軸としては最適だ。
3.前走人気が2番人気以内が狙い目
過去10回で、前走の人気が1番人気の馬は[5-0-2-20]で勝率18.5%、複勝率25.9%。単勝回収率も239%と良好だ。前走2番人気も[2-2-2-26]と2勝を挙げていて、単勝回収率も121%だ。
ショウナンザナドゥは前走がクイーンCで2番人気に支持されながらも9着。しかし、その前には阪神JFで4着に入っていて、変則ではあるが2の条件もクリアしているとみなしたい。距離短縮でもあって、前走惨敗で人気も被らなさそうなここが狙い目だろう。