娘のためならなんでもする狂気ママを描くサスペンス、ショートドラマ化

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2025年03月04日 13:42  コミックナタリー

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コミックナタリー

「狂育ママ・サエコ─この子のためなら─」ショートドラマ化の告知画像。
三石メガネ原作によるもりとん「狂育ママ・サエコ─この子のためなら─」がショートドラマ化され、本日3月4日よりアプリ・SWIPEDRAMAで配信されている。

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三石の小説「この子のためなら」を原作とする「狂育ママ・サエコ─この子のためなら─」。娘のためならいかなる犠牲も厭わず、狂気的な行動を繰り広げる母親の姿を描くサスペンスだ。単話版がpeep、LINEマンガ、コミックシーモア、ピッコマ、めちゃコミックで配信され、LINEマンガとコミックシーモアでは合冊版が発売されている。

ショートドラマはスマートフォンで視聴しやすい縦型で制作。シングルマザーとして一人娘・唯を溺愛する母親・菊地紗江子風吹ケイが演じ、ほかキャストに安藤杏、芳野友美、仲俣由菜、勢登健雄、元之介、ジャングルポケット・おたけ、フォーエイト・あみか、相塲星音が名を連ねている。

peepでは本日3月4日から17日まで、「狂育ママ・サエコ─この子のためなら─」の1話から12話まで、「この子のためなら」の全話を無料で公開。コミックシーモアでは本日3月4日から4月30日まで5話分が、めちゃコミックでは明日3月5日まで12話分が無料で公開される。

■ 三石メガネ(原作者)コメント
様子のおかしいママが映像化されるとのことで、ありがとうございます。
まさかショートドラマになるとは思っていなかったので味付けが濃すぎたかなとドキドキしておりましたが、完成したドラマを見たら特濃でした。
本作に携わってくださった皆様のおかげで最高に振り切った作品になっておりますので、ぜひお楽しみいただければ幸いです。

■ 風吹ケイ(菊地紗江子役)コメント
お話をいただいた時、「狂った役が似合いそう」と言われ、とても嬉しかったです。ただ、普段の自分とはかけ離れた役だったため、撮影前は正気と狂気の間を彷徨っていました。振り返ると、しっかり狂っていたと思います(笑)。行きすぎた母の愛は、真っ直ぐで濁りがなく、美しくさえ見えると思います。しかし、その裏には理性と欲望が交錯し、人間の本質が浮き彫りになっているシーンもあります。狂った母親、地味な娘、いじめっ子、スケベな教師、最低の父親…全員が強烈なキャラクターで、見ているだけでハラハラドキドキする作品です。果たしてサエコは幸せになれるのか…?
ぜひ最後まで見届けてください!

■ 安藤杏(菊地唯役)コメント
難しい役でした。それが正直な感想です。最初は唯として生きられるのか不安でいっぱいでしたが、風吹さんをはじめ、キャストやスタッフの皆さんに支えられながら、その「難しい」という感情すら抱きしめ、最後まで駆け抜けることができました。唯ちゃんの純粋さや懸命に生きる姿は、演じるうちにとても愛おしい存在になりました。まだ作品を観ていないので、皆さんと一緒にお気に入りのシーンを見つけるのが楽しみです。この作品が皆さまのもとに届くことが嬉しい反面、唯がどんなふうに受け止められるのか、不安と楽しみが入り混じった気持ちです。『狂育ママ・サエコ』の物語を、ぜひ楽しんでいただけたら嬉しいです。

■ 芳野友美(天野なおみ役)コメント
人間として問題ありな役ではありましたが、彼女なりの正義を考えながら演じるうちに、私にとって愛すべきなおみになりました。印象的なのは、なおみが包丁を振り回すシーン。内容は勿論ですが、撮影初日のクリスマスの夜に全力で暴れる…なかなか心に残るものがありました(笑)。初日からこんなに激しいシーンだったので、強烈なスタートでしたが、それが逆に役に入り込むきっかけにもなった気がします。作品の見どころは、サエコの狂気じみた"狂育"と、娘への歪んだ愛が生み出す恐ろしい展開。結末を知ったとき、「えっ!?」と驚きの連続で、これは絶対最後まで見るべき作品!!!と強く思いました。なおみも相当ですが、サエコはもっと凄まじい!その恐ろしさを堪能しつつ、ぜひ最後まで楽しんでください。

■ 仲俣由菜(天野カレン役)コメント
カレンを演じることは、私にとって大きな挑戦でした。強烈ないじめっ子役は初めてで不安もありましたが、彼女の心情に向き合いながら演じました。気が強くて頑固だけど、時折見せる可愛らしさとのギャップがあり、その演じ分けが難しくもやりがいのある役でした。本作の見どころは、サエコに隠された裏の顔。唯を守るためなら手段を選ばない彼女の行動が、周囲を巻き込み運命を変えていきます。衝撃のラストで明かされる秘密に、きっと驚くはずです。
特に印象に残っているのは、レストランでなおみとカレンがサエコの秘密を探るシーン。怒りが爆発し、二人が本当の親子に見える瞬間でした。母の愛だけでは語れない狂気と謎が絡み合うサスペンス。予想外の展開に目が離せません。ぜひご覧ください!

■ 勢登健雄(天野正晴役)コメント
原作の実写化ということで、ノベル版やマンガ版を知っている方にも楽しんでもらえるよう、正晴というキャラクターを作り上げました。最初は理想的な父親として登場しますが、物語が進むにつれ、次第に人間臭くなり、メッキが剥がれていく過程がとても面白かったです。本作の見どころは、サエコの恐ろしいほどの愛と執念、そして娘・唯の純粋さ。まず一度何の情報も入れずに見て頂いて、サエコの狂気っぷりと破滅していく周りの人間たちを楽しんでください。そして見終わった後、あらゆるシーンでサエコの見え方が180度変わってくるので、2回目、3回目とたくさん見ていただけたら嬉しいです。

■ 元之介(天野亮役)コメント
今回演じた亮は、学歴コンプレックスや母への不満を言えずに溜め込んでしまう優しい優等生。演じている間も、反抗できない自分に苦しさを感じました。本作の見どころは、一見完璧に見える家族が、サエコの計画によってじわじわと崩壊していく様子。特に印象的だったのは、母親がサエコの正体を暴露するシーン。ずっと感情を抑えてきた亮がついに爆発する瞬間は、自分にとっても大切な場面になりました。最後まで何が起こるかわからないハラハラドキドキの展開、ぜひ楽しんでください!

■ ジャングルポケット・おたけ(竹田国日出役)コメント
初めてのドラマ出演にしては、かなり攻めた役どころでしたが、なんとか最後までやりきることができました!この作品を通じて、俳優としての新たなスタートを切ることになります。作品としても間違いなく話題になると思いますし、見る方にとってもインパクトのある仕上がりになっているはずです。印象に残っているのは、やはり夜の営みのシーンですね。ギリギリのラインを攻めたシーンで、どこまで表現できるのか、監督やスタッフと細かく話し合いながら撮影を進めました。どのシーンも見応えのあるものになっていると思うので、ぜひ最後まで楽しんでご覧ください!

■ フォーエイト・あみか(鳥崎美空役)コメント
今回、いじめ役をさせてもらったんですけど、まさかの中学生のいじめということで高校生のドロドロすぎず、世間をあまりわかっていない子のいじめっていうのを意識して頑張りました。印象的なシーンは、パンツの中にムカデを入れるシーンです。女同士の喧嘩でまさか虫が出てくるとは思わなかったです。自分でも相当嫌なやつだなと思いながら演じました。(笑)結構現実世界でもありえるルッキズム、陰口 、いじめ。色々な場面で凄く心苦しく胸糞悪いところもあり、自分がこの立場だったらどんな気持ちになるのかを考えながら見てもらいたいです。

■ 相塲星音(黄村柚月役)コメント
今回演じた柚月は、これまでの役の中でも一番の悪役だったので、うまく溶け込めるか不安もありましたが、演じるうちに彼女の世界に入り込むことができ、とても貴重な経験になりました!
本作の見どころは、衝撃的なシーンや「この先どうなるの!?」とドキドキさせられる展開。特に、虫カゴのシーンでは本物の虫を使うなど、細部までこだわっていて、魅了されるポイントがたくさんあります。印象に残っているのは、今日子に生の蕎麦を食べさせるシーン。とても衝撃的で、普段なかなか経験できない演技だったので強く印象に残っています。この作品の魅力がたくさんの方に伝われば嬉しいです!ぜひ感想も聞かせてくださいね!

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