アーセナルがサリバとの契約延長を画策 [写真]=Getty Images アーセナルがフランス代表DFウィリアン・サリバとの契約延長を画策しているようだ。3日、イギリス紙『ミラー』が伝えている。
現在23歳のサリバは母国のサンテティエンヌで頭角を表し、2019年夏にアーセナルへのステップアップを果たした。加入当初は出番を得られず、レンタル移籍を繰り返したものの、2022−23シーズンからはセンターバック(CB)の主軸に定着。今やミケル・アルテタ監督のチームにとって不可欠な存在となっており、ここまで公式戦通算119試合で7ゴール2アシストをマークしている。
そんなサリバを巡っては、レアル・マドリードからの関心が明らかになっている。ブラジル代表DFエデル・ミリトンが近年長期離脱を繰り返していることを考慮し、同クラブはCBの補強を検討している模様。サリバは唯一のターゲットではないものの、獲得候補リストの上位に名を連ねており、今後の移籍市場でオファーが届く可能性もあると報じられている。
しかし、アーセナルは“守備の要”の流出を避けるべく、2027年6月末までとなっている契約期間をさらに延長したいと考えているようだ。報道によると、クラブは契約延長交渉に向けた準備を進めており、サリバの週給を現在の推定19万ポンド(約2970万円)から25万ポンド(約3900万円)まで引き上げることを検討しているという。仮にこの条件での契約延長が実現すれば、同選手はドイツ代表FWカイ・ハヴァーツ、ブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスに次いで、チーム内で3番目の高給を受け取ることになると報じられている。
最終ラインの主軸として、今シーズンのプレミアリーグ最少失点のチームを支えているサリバ。果たしてアーセナルとの契約延長は実現するのだろうか。