リングノート「ロルバーン」はなぜ今人気? デジタルな時代に味わう“書く”という非日常

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2025年03月04日 17:50  Fav-Log by ITmedia

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Rollbahn Diary 2025 SPRING デルフォニックス公式通販(出典:デルフォニックスオンラインショップ)

 文房具店や書店の文具コーナー、雑貨店などでよく目にするリングノート「ロルバーン」。2001年の登場から長い間愛され続けている商品ですが、昨今SNSで話題となり、再び人気が高まっています。本記事では、そんなロルバーンの魅力や、人気の理由を掘り下げていきます。

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●ノートとして高い機能性を持つ「ロルバーン」

 ロルバーンのノートはリングタイプのためページがめくりやすく、中が開かないよう固定するゴムバンドや、細かいものの収納に便利なクリアポケットがあるなど、機能性の高さが特徴です。

 筆者はかつてロルバーンを仕事用のメモ帳として使用していましたが、表紙が厚手のため立ったままでも書きやすく、切り離しやすいようミシン目が付いたメモなど、細かい使い勝手の良さも感じていました。

●豊富なデザインが魅力

 ロルバーンといえば、オレンジやネイビーのシンプルな無地の表紙を想像する人が多いかもしれません。

 もちろん単色のデザインも充実しているのですが、最近では動物や植物、食べ物、風景など、ポップからクールなものまでバリエーション豊かなノートが増えており、このようなラインアップの豊富さが人気の理由の一つとなっています。

 中の構成は大きく分けて、「ダイアリー」と「リングメモ」の2種類を展開しており、2025年3月始まりのダイアリーは、公式サイトで完売しているデザインも見受けられるほどの人気ぶりです。

 ではなぜ、ロルバーンが今再び注目されているのでしょうか。

●話題のきっかけは「ジャーナリング」

 ロルバーンが話題となった要因に「ジャーナリング」の流行があげられます。ジャーナリングとは、自分の頭の中や気持ちを紙に書き出して整理する作業のことで、「書く瞑想」ともいわれる近年話題のノート活用法です。

 SNSで「ジャーナリング」と検索してみると、ジャーナリングのノートにロルバーンが選ばれることが多く、さらに表紙にシールを貼ったり、リング部分にキーホルダーを付けたりと、自分好みのアレンジを楽しんでいる人が見られます。

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●「書く」ことで“非日常”を味わえる

 メモはパソコンやタブレットでも記録できますが、インターネットが中心となった現代では、ノートとペンを使って手で書くということが「非日常」として魅力的なものに捉えられているのかもしれません。

 そして、流行のモノに自分らしさをしっかり加えられる「ロルバーン」がそんな非日常にぴったりのアイテムだったのではないでしょうか。デジタルから離れて、書くことに集中する時間を持つことで、リフレッシュや日々のパフォーマンスの向上にもつながりそうですね。

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