「ベビーカーごと我が子を抱えて駅の階段を上ろうとしていた私。そこに中年女性が勢いよく降りてきて...」（京都府・50代女性）

京都府在住の50代女性・Cさんは福岡出身で、20年程前には鹿児島に住んでいた。

その鹿児島から福岡へ帰省しようとした時のこと。ベビーカーを押していた彼女は、駅のエレベーターが点検中であることを知り......。

＜Cさんからのおたより＞

今から約20年前、鹿児島県に住んでいたころのことです。

その日、私は1歳の息子と2人で福岡に帰省しようとしていました。

勢いよく降りてきた女性が...

しかし、その日に限って、鹿児島駅のエレベーターが点検中。ホームがある上に行く手段が階段しかありません。

しかたなく、ベビーカーに息子を乗せたまま抱え上げようとしたら、勢いよく階段を駆け降りてくる40代くらいの女性が1人いて......。

その女性は、すぐさまベビーカーを持ち上げ、階段の上まで持って行ってくれたのです。

彼女も急いでいたのか、ゆっくりお礼を言うタイミングすらないまま、すぐに去って行かれました。

あの事があってからは、私も赤ちゃん連れの方にお手伝いができるようにと心掛けています。

あの時は本当に助かりました。ありがとうございました。

誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて！

名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。

Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」を募集している。

読者投稿フォームもしくは公式X（＠jtown_net）のダイレクトメッセージ、メール（toko@j-town.net）から、具体的な内容（どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのか、どんなことをしてしまい謝りたいのかなど、500文字程度〜）、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢（20代、30代など大まかで結構です）、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。

（※本コラムでは読者の皆さんに投稿していただいた体験談を紹介しています。プライバシー配慮などのために体験談中の場所や固有名詞等の情報を変更している場合がありますので、あらかじめご了承ください）