ワールド社員125人を表彰する「ワールドグループアワード」が開催 ファッションショーも

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2025年03月04日 21:21  Fashionsnap.com

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 ワールドが、ワールドグループ全業態のスタッフを表彰するイベント「ワールドグループアワード(WORLD GROUP AWARD)」をワールド北青山ビルで開催した。同イベントではこれまで、全国のワールド直営店舗で販売を担当するドレッサー(ワールドグループ独自の販売員の呼称)を中心に表彰してきたが、今年から新たに本部や工場のスタッフも表彰の対象に加え、約125人のスタッフを選出。さまざまな部門における社員の1年間の功績を讃えた。

 ワールドグループアワードは、ドレッサーの応対力向上を目的としたロールプレイングコンテストとして、2010年にスタート。以降、優秀な店舗および個人を表する場として、15年にわたって毎年開催されてきた。アワードのテーマは「つなぐワールド」。 ワールドグループがひとつになる日として、多種多様なブランドが一堂に会することで、社内の関係性強化を図っている。
 店舗の表彰では、各ブランドを「ミドルアッパー」「ミドルロワー」「ライフスタイル・デジタル」の3業態に分け、それぞれ「売上部門」「スタッフスタート部門」に、特別賞「チームビルディング部門」「ストアエンターテインメント部門」「ポップアップストア部門」「サービスチェック部門」を加えた6部門を用意。個人表彰では、「個人売上部門」「スタッフスタート部門」に加え、特別賞「ベストルーキー部門」「おほめの声部門」「社外表彰部門」「ファッショニスタ部門」を含む5部門に分けてスタッフを選出。本部の表彰では「MD部門」「デザイナー部門」「パタンナー部門」「生産部門」「工場部門」の4部門をもとに各社員を表彰したほか、全社員を対象に、SNSでの発信力のあるスタッフに贈られる「ソーシャルプロモーション部門・インフルエンサー部門」の表彰を行った。
 アワード中盤には、同社が手掛けるブランドの2025年春夏コレクションを一堂に披露するファッションショーを開催。各ブランドから推薦・選出された店舗勤務のドレッサーの中から、全社の本部社員による投票制で選出された「ファッショニスタ」39人が、それぞれのスタイリングを披露した。

 ファッショニスタは、首都圏だけではなく、北海道や熊本、岡山といった地方を含む全国の店舗から集結。ギャラリーには、同じブランドや店舗の仲間が駆けつけ、名前入りのうちわや風船を手に、歓声とともにエールを送った。
 フィナーレでは、ファッショニスタが2人組のペアになってランウェイを闊歩。観客に向かって一緒にポーズを決めるなど、ブランドの垣根を超えた交流が見られた。

 ショーの終盤には、ファッショニスタ部門のトップ3を表彰。1位には、ミドルアッパー業態から「インディヴィ エステージ(INDIVI S-STAGE)」東京大丸店の広瀬伽奈恵、ミドルロワー業態から「ヒロコハヤシ(HIROKO HAYASHI)」小田急百貨店新宿店の牛丸真実、ライフスタイル・デジタル業態から「オペークドットクリップ(OPAQUE.CLIP)」ジェイアール名古屋高島屋店の武馬鈴音の3人が選出。賞金と盾が贈られた。

 ワールドストアパートナーズの元代表取締役社長で、現在はワールドグループのシニアアドバイザーを務める谷村耕一氏は、今回のアワードについて「我々にはこんなに素晴らしい店舗がある、こんなに素晴らしいドレッサーがいるということを実感して、周りの人に自慢したい衝動に駆られました」と受賞者を称賛。「ワールドグループが大切にしてきた言葉の中に『自分の心に火を付ける』というキーワードがあります。自分の所属してるチームをいかに良くしていくか、どうしたらブランドや会社をより良くしていけるかを常に考えて『よし、やってやろう』と心に火をつけて行動することで、周りの人の心にも火をつけることにつながります。皆さんには、常に自分の心に火をつけて、周りの人も引っ張っていけるような人材になっていただきたいと思います」とエールを送った。

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