写真“皮をむいてから24時間新鮮さを保つバナナ”が開発された。
英バイオテクノロジー企業トロピックの専門家らがバナナの遺伝子を改変。開封後も1日程度硬く、新鮮な状態を保つことが可能となった。
バナナを褐色に変えるポリフェノール・オキシダーゼと呼ばれる酵素を司る遺伝子をターゲットに、無効化させることに成功。この技術は遺伝子組み換えとは異なり、異物を入れることなく生物の既存の遺伝子に正確な変更を加えるものとして注目されている。
トロピックのCEOギラッド・ガーション氏はこう話す。
「フニャフニャの茶色いバナナはもうたくさんだ!我々の品種は皮をむいてスライスしてから少なくとも12時間は新鮮さを保持、24時間後も褐変が30%少ない」
「味、香り、甘さ、食感は私たちが知る大好きなバナナのそれと変わらない。つまりはフルーツサラダ、カットフルーツとして添えれるし、バナナの新たな巨大市場を開くことができるだろう」
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