スロット監督による“不適切発言”の内容が判明? 主審を「もしリーグ優勝を逃したら君の責任だ」と侮辱か
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2025年03月05日 10:00 サッカーキング

リヴァプールを率いるスロット監督 [写真]=Getty Images リヴァプールを率いるアルネ・スロット監督による“不適切発言”の内容が明らかとなったようだ。4日、イギリスメディア『BBC』などが伝えている。
プレミアリーグ第15節の延期分が12日に行われ、リヴァプールは敵地でエヴァートンと対戦した。試合は土壇場でホームチームが追いつき、2−2で終了。互いに1ポイントずつを分け合ったものの、ゲーム終了後に両チームの選手が入り乱れる形で小競り合いが発生した。マイケル・オリヴァー主審がエヴァートンのアブドゥライェ・ドゥクレとリヴァプールのカーティス・ジョーンズにレッドカードを提示。握手の際に何かしらの言葉を発したスロット監督にも同様にレッドカードが提示していた。
この事象を受けイングランドサッカー協会(FA)は26日、スロット監督に対して2試合のベンチ入り禁止処分と7万ポンド(約1300万円)の罰金を科したことを発表。同監督は来月2日に行われる『第30節エヴァートン戦』までリーグ戦を欠場することが決まった。
そんななか、『BBC』はスロット監督がオリヴァー主審に対して発した“不適切発言”の内容を報道。同主審によると、握手を交わした際にスロット監督は「もしリーグ優勝を逃したら君の責任だ」と語ったという。一方でリヴァプール指揮官はその発言を否定した模様。「もしリーグ優勝を逃したら君に感謝しなければならない」と述べたと主張したようだ。
両者の説明を受けた独立委員会は、オリヴァー主審の意見を尊重しながら今回の処分を決定。FA側は言葉遣いの違いは処分に実質的な影響を与えないと主張し、スロット監督も独立委員会の決定を受け入れつつ、副審に対して「ふざけた判定だ」と怒りを爆発させたことについても異議は唱えなかった様子だ。
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