パティシエの鎧塚俊彦氏(59)が5日までにインスタグラムを更新。
商品等の値上げに消極的な理由を説明した。
鎧塚氏は「私が値上げに消極的な理由の一つでスタッフにも説明し続けているのが年金の上昇率の低さです」と切り出し、2024年における光熱費や食品価格、賃金などの上昇率を踏まえ「これを見れば、値上げも仕方がないところです」とした。
だが、一方で公的年金支給額の引き上げ率が物価や賃金の伸びよりも低く抑えられたことに「非常に厳しい金額です」と言及。「では、簡単に増やそうと思うと現役世代の保険料負担増加につながります。まだ若者は賃金上昇への希望から頑張れるかも知れませんが年金生活者にとって年金上昇なくしての物価上昇は地獄です」と指摘した。
5年に1度の年金制度改革に向け「是非、国として十分に考慮して改正して頂きたいです。そして国民はこれをしっかりと見つめていかなければならないと思います」とつづり、「弊社は例え値上げがやむを得ない事態になってもこれらのことをしっかりと議論をして行いたいです」とした。
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