都内最大のニリンソウ生息地「都立赤塚公園」3月15日から「ニリンソウ月間2025」開催

　かれんな白い花々を観賞しに出かけてみよう。東京・板橋区高島平にある「都立赤塚公園」は3月15日(土)〜4月13日(日)までの期間、「ニリンソウ月間2025」を開催する。

　板橋区の花であるニリンソウは、一本の茎から2つの小さな花を咲かせるのが特徴で、かつては区内の雑木林でよく見ることができた。しかし、現在では「東京都レッドデータブック2023」にも掲載される区の絶滅危惧種に指定されている。それでも、都立赤塚公園内の大門地区には都内最大のニリンソウの群落地があり、城址地区でもたくさん見ることができる。ほかにも、この季節ならではの花々、自然林、史跡・赤塚城址など、園内にはいろいろな見どころがある。

　「ニリンソウ月間2025」期間中の土日には、園内の中でも特に多くのニリンソウが群生する2地区(城址地区・大門地区)で、ボランティアスタッフによるガイドが、ニリンソウの特徴や自生地の保護活動などについて解説する。各地区にスタッフが待機しているので、ガイドを希望する人は直接現地へ。参加費無料。雨天中止。

　「ニリンソウ月間2025」の内容やボランティアガイドに関する詳細は、都立赤塚公園ホームページに掲載している。

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