工事現場で５０代男性３人搬送＝現場に発電機、ＣＯ充満か―警視庁

　５日午前１１時半ごろ、東京都渋谷区代々木の解体工事現場で「建物内で人が倒れている」と通報があった。警視庁原宿署によると、１階の作業場で見つかった５０代の男性作業員３人が救急搬送された。うち１人は一酸化炭素（ＣＯ）中毒で一時意識不明となったが、その後受け答えができるまで回復した。ほか２人は軽症という。

　３人がいた１階には発電機や電気ストーブが置かれていた。同署は発電機の排ガスに含まれるＣＯが室内に充満したとみて、詳しい状況を調べている。