Apple、新型「MacBook Air」発表 - M4チップ搭載、新色スカイブルー登場

Appleは3月5日、M4チップを搭載した「MacBook Air」を発表した。32GBのユニファイドメモリを選択可能になり、センターフレームカメラを搭載。新色スカイブルーが登場した。すでに予約受付が開始されており、発売日は3月12日である。


13.6インチと15.3インチの2サイズ展開で、カラーバリエーションは、従来のミッドナイト、スターライト、シルバーにスカイブルーを加えた4色。これに伴い、スペースグレイがラインナップから外れた。スカイブルーは、メタリックな光沢を持つ淡いブルーが特徴である。


M4チップは、10コアCPU（高性能コアｘ4、高効率コアｘ6）、10コアGPU、16コアNeural Engineという構成。ユニファイドメモリは、16GB、24GB、32GBが用意され、すべてのモデルがApple Intelligenceに対応する。Appleによると、32GBのM4モデルは、最速のIntelベースのMacBook Airとの比較で最大23倍高速。AI性能の強化により、M1搭載のMacBook Airより最大3倍高速に、写真の自動補正やビデオからの背景ノイズ除去などの作業をより快適に行える。また、外部ディスプレイのサポートも強化され、本体ディスプレイに加え、最大2台の6K外部ディスプレイを接続できる。


カメラは、デスクビューに対応した12MPセンターフレームカメラに強化された。ビデオ通話中に動いたり、他の人がフレームに入ってきてもユーザーを自動追尾して中央に収める。また、デスクビュー機能により、ユーザーの映像と机上のワークスペースを同時に表示・共有することが可能である。


その他の仕様やデザインに大きな変更はない。



ディスプレイはLiquid Retinaで、13.6インチは2,560 x 1,664ピクセル、15.3インチは2,880 x 1,864ピクセル。ストレージは、256GB、512GB 、1TB、2TB。Thunderbolt 4（USB-C）ポート x 2、Wi-Fi 6E（802.11ax）、Bluetooth 5.3、Touch ID、ハイインピーダンスヘッドフォンに対応する3.5mmヘッドフォンジャックなどを備える。スピーカーは、13インチモデルが4スピーカーシステム、15インチモデルがフォースキャンセリングウーファーを備えた6スピーカーシステムとなっている。


13インチモデルは、サイズが30.41ｘ21.5ｘ1.13cm、重量は1.24kg。価格は164,800円から（16GBユニファイドメモリ/ 256GBストレージ）。15インチモデルは、サイズが34.04ｘ23.76ｘ1.15cm、重量は1.51kg。価格は198,800円から（16GBユニファイドメモリ/ 256GBストレージ）。（Yoichi Yamashita）