絶景プロデューサー・詩歩が絶賛！「ヴィクトリアの滝」で見た“貴重な絶景”とは？「水しぶきと満月の月明かりで…」

山崎怜奈（れなち）がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。（ダレハナ）」（毎週月曜〜木曜13:00〜14:55）。今回の放送は、絶景プロデューサーの詩歩（しほ）さんが登場！ 昨年12月20日（金）に発売された「死ぬまでに行きたい！ 世界の絶景 新世界編」（三才ブックス）について伺いました。

（左から）パーソナリティの山崎怜奈、詩歩さん

◆“世界の絶景”は意外と身近!?

れなち：“死ぬまでに行きたい！ 世界の絶景”シリーズ7冊目となる新刊「死ぬまでに行きたい！ 世界の絶景 新世界編」が発売されています。これがシリーズの完結編なんですよね？

詩歩：はい。このシリーズは、タイトルの通り“私が死ぬまでに行きたい場所”を皆さんと共有しながら楽しもう、というコンセプトで1冊目を2013年に出しまして、このシリーズ以外の書籍も出しているんですけど“写真集兼ガイドブック”というコンセプトで楽しめる本は、これをもって完結にしました。

れなち：今回は“新世界編”ということですが、どういうくくりですか？

詩歩：絶景までのアクセス情報や予算感、おすすめの季節などのガイド情報を全部で60スポット掲載しています。そのなかには日本も10ヵ所ほど含んでいまして、もし私が観に行くときに知りたい情報を全部詰め込んでいる感じです。

れなち：予算とか“何月に行くといい”とか、私たちがあまり知らない情報がたくさん……あと成田空港からの行き方も書かれていますね。

詩歩：調べてみると、絶景って意外と身近だったりするんですよね“意外とこれぐらいの日数で行けるんだ！”“（渡航費が）安い時期もあるんだ！”みたいな。

れなち：そして、装丁や紙質、重さにもこだわって作られたんですよね？

詩歩：そうなんです。この本は“夜、寝る前にパラパラしながら見てほしい”っていう世界観で作ったので、万が一、寝落ちして（本が）顔に落ちてきても痛くないくらい軽い紙を使っています。

◆詩歩おすすめの絶景は？

れなち：おすすめの絶景はどこですか？

詩歩：この本には、私が行った場所と行きたい場所をミックスして掲載しているんですけど、昨年行ったなかでのおすすめは、アフリカのジンバブエにある世界三大瀑布の1つ「ヴィクトリアの滝」です！

ここは、月に3日間だけ夜中に虹が出るんですよ。“ムーンボウ（ルナレインボー）”と言われているのですが、滝が大きいので水しぶきがすごいんですね。その水しぶきと満月の月明かりで虹が出るすごく珍しい場所なんです。

れなち：すごい！

詩歩：昨年6月にアフリカに行ったときに、ナミブ砂漠をメインに取材していて、そのついでに滝も寄ろうとスケジューリングしていたら、たまたまムーンボウの日にあたりまして。しかも、晴れてないと月明かりがないので虹が出ないんですけど、無事に見ることができたんです！ すごく貴重な体験でした。

れなち：ジンバブエは行くのが大変そうですが（本によると）3泊6日で行けるんですね？

詩歩：アフリカは意外と日本からアクセスしやすくて、アディスアベバ（エチオピア）の空港まで直行便が出ている時期もあったりするんです。昨年、ジンバブエとナミビアとザンビアの3ヵ国に行ったんですけど、5泊8日で巡れました。

れなち：最後に、絶景プロデューサーとして今後やっていきたいことはありますか？

詩歩：今は海外から日本にいらっしゃる方も多くいらっしゃいますが、みんな京都とか決まったところにだけ行くじゃないですか。だから、海外の皆さんにもっと日本のいろんな場所に行ってほしいので、多言語で発信していくようなことができたらいいなって考えています。

＜番組概要＞
番組名：山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時：毎週月〜木曜 13:00〜14:55
パーソナリティ：山崎怜奈

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