書くのが面倒でなかなか日記が続けられない……という人にぴったりな「塗るだけ日記」を紹介する動画がYouTubeに投稿されました。斬新なアイデアには「目からウロコでした!」「これなら続けられそう」と多数のコメントが寄せられ、記事執筆時点で約9万再生されています。
投稿したのは、文房具好きで万年筆やインクに関する動画を中心に発信している「のこた」さんです。
以前は日記が続かなかったというのこたさんですが、現在は3年以上書き続けられているとのこと。これまでは20歳の誕生日から書き始めた「5年連用日記」と1日1ページタイプの「ほぼ日手帳HON」の2冊を併用していたそうですが、新たに思い付いた斬新な“日記術”で書き残すのが億劫な“感情の流れの記録”も始めたといいます。いったいどんなアイデアなのでしょうか。
●“塗るだけ簡単”感情記録
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日記には「1日の感情の流れ」も含めて文章で記したい思いがあったものの、日によっては記憶にある出来事を文字に起こすことに面倒くささを感じていたというのこたさん。そこで発想を切り替えて「書くのが面倒なら塗ればいいんじゃない?」と、色で1日の感情を書き留めておくことにしました。
具体的なやり方は、週間手帳「ほぼ日手帳 weeks」を使い、左側の週間予定を「朝・昼・晩」と3分割して「感情に合わせた色を塗る」というものです。かなりシンプル!
●お勧めは「マイルドライナー」
色に対する感情の振り分けは、のこたさんの場合はピンクが「うれしい、楽しい」、青色が「悲しい」、緑色が「落ち着き」、グレーが「焦り」、紫色が「怒り」、クリーム色が「特にない(覚えていない、分類しづらい感情など)」と設定。一覧を作って手帳の最初のページに貼り付けています。
色塗りには、量販店で手に入りやすい「マイルドライナー」を使用。カラーラインアップに淡い色が多く、塗ったあとに上からメモを書いたときに見やすいというメリットがあります。
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先に感情を色で塗り、それを補足する形で起こったことなどをひと言添えるだけで1日の感情の動きや思い出深い出来事をまとめられるため、日記をつけるハードルがかなり下がりそうですね。
ちなみに、右側のフリーページには、左に塗ったり書いたりした中で印象的だったことや、1週間を通した振り返りなどを書くようにしているとのことでした。余裕がある日はマスキングテープやシールでデコるときもあるようです。楽しそう……!
●緩く続けるのがコツ
のこたさんによると、日記を続けるコツは「プレッシャーにならないように毎日書くと決めず、あとからでもいいと思うこと」なのだとか。のこたさんはしばらく書けなかったときなどは、スマホの写真やYouTubeの視聴履歴といった「いろんなものの履歴」から情報を見返して日記に残しているそうです。スマートフォンでよくメモや写真をとる人は、あえて1週間分溜めて振り返る形で塗る(書く)のもありかもしれませんね。
●「すごい!」「すてきなアイデア」と称賛の声
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このナイスアイデアは大きな反響を呼び、「めちゃくちゃいい案ですね!」「書かずに塗るだけって手軽だし、色分けすることでひと目で感情の起伏が可視化出来ていいですね」「見返したときにパッと見でわかりやすいし面白そう」「これなら簡単だし週一回やればいいって思えば続けられそう」と称賛の声が寄せられました。中には「私は逆に何でもかんでも書きすぎて簡潔に日記が書けないのでこれめちゃいいなと思いました……!1週間のまとめを客観的に書けるのもいいですね!」なんて声も届いています。
●文具好き必見の動画をもっと見る
YouTubeチャンネル「のこた(@__noko_tatta__)」では、他にも“推し活手帳”を作ったり、初心者さんにおすすめの万年筆を紹介したりする動画が公開されています。また、文房具のコレクションや情報はのこたさんのX(@__noko_tatta__)やInstagram(@__noko_tatta__)でも発信中。興味がある人はのぞいてみると良さそうです。
動画提供:YouTubeチャンネル「のこた」(@__noko_tatta__)さん
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