京王井の頭線で自動運転(ワンマン運転)実証試験、3月中旬から実施
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2025年03月06日 17:00 マイナビニュース

画像提供:マイナビニュース京王電鉄は6日、「日本一安全でサービスの良い鉄道」をめざし、自動運転の設備を活用したワンマン運転の実現に向けて、井の頭線において3月中旬から自動運転(ワンマン運転)の実証試験を開始すると発表した。自動運転設備を搭載した1000系を走行試験車両として使用する。
3月中旬以降、回送列車として運転士・車掌が乗務した状態で走行試験を実施。車両に出発制御、駅間走行制御、定位置停止制御(TASC)といった自動運転システムを装備するほか、ブレーキ制御機能等を向上させ、安全性・省エネ性の向上を図る。
あわせて多言語表記が可能な車内案内表示器に更新。自動運転機能搭載車両と区別できるように、車体デザインも変更し、アクセントラインやシンボルマークを追加するとのこと。
実証試験は井の頭線全線(営業キロ12.7km)で昼間・夜間ともに実施する。試験編成は1778編成を使用(順次増備予定)。当該車両を通常の営業運転に使用する際、当面は運転士・車掌が乗務し、運転士による手動運転を実施する。(木下健児)
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