ネイマールのバルセロナ復帰の噂をデコSDが否定「考える時ではない」　サントスでの復活を願う

　バルセロナでスポーツディレクター（SD）を務めるデコ氏が、ブラジル代表FWネイマール復帰の噂を否定した。

　2013年夏にサントスからバルセロナに加入したネイマールは、在籍した4シーズンで公式戦186試合に出場して105ゴール76アシストを記録。リオネル・メッシやルイス・スアレスとともにバルセロナ攻撃陣をけん引した。その後はパリ・サンジェルマンへ移籍し、アル・ヒラルを経由すると、今年の1月に古巣サントスへの復帰を果たした。

　サントスとは2025年6月までの半年契約を結んでいることから、今夏の去就に注目を集めるネイマール。一部ではバルセロナ復帰の噂がささやかれているが、デコSDは6日、『TNTスポーツ』のインタビューに応じ、「バルセロナはネイマールについて考える時ではないし、彼がそのこと（移籍）について考える時でもない」と語り、復帰の噂を否定した。

　デコSDは「ネイマールはサッカーを楽しむために再び幸せになる必要があると思う。今のところ、サントスよりも良い場所は見当たらない。私は彼を応援しているし、代表チームにも彼の力が必要だ」と続け、同選手の復活を願った。

　またスペイン『ムンド・デポルティーボ』は4日、「来シーズンのチーム強化のためにネイマールと契約する予定はない」と報道。ニューカッスルに所属するアレクサンデル・イサクやリヴァプールのルイス・ディアス、ミランのラファエル・レオンがハンジ・フリック監督の計画に適している選手として伝えられている。