ボー・ヘンリクセン監督[写真]=Getty Images ブンデスリーガで現在4位と好調のマインツを率いるボー・ヘンリクセン監督が、今後の戦いについて言及した。6日、ドイツメディア『キッカー』がコメントを伝えている。
昨年の2月にマインツの監督に就任した50歳のデンマーク人指揮官は今シーズン、マインツを躍進させている。ブンデスリーガ第24節終了時点で、12勝5分7敗の勝ち点「41」を獲得。チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の好位置に導いている。
そしてマインツに所属するMF佐野海舟も、クラブの好調とともに順調なシーズンを過ごしており、ここまで公式戦の全試合に出場し、チームの中心選手として存在感を放っている。
ヘンリクセン監督は6日、第25節ボルシアMG戦前の会見に出席し、「最も重要なのは、精神と信念を持つこと。私たちはここ数週間、同じことをし続けている」とチームの継続性を評価し、「明日に向けて、明確な計画がある。両チームにとって重要な試合となるだろう」と、意気込みを示した。
残り10試合を残すリーグ戦で、バイエルン戦、フランクフルト戦、レヴァークーゼン戦と上位3チームとの試合に加え、ドルトムントやフライブルクなど、来シーズンのヨーロッパカップ戦の出場権を争うチームとの対戦を残している。
CL出場権獲得の可能性もあるが、ヘンリクセン監督は「チャンピオンズリーグに出場するのは、現実的ではないし、我々はまったくのバカではない。最も重要なことは、挑戦することだ」と語り、目の前の試合に集中する必要性を説いた。
しかしCL出場は目標でもあるようだ。同監督は「考えすぎると、問題が起きてしまう」と前置きしたうえで、「人生においては夢を見なければならない。困難かもしれないことはわかっているが、それは問題ではないんだ」とクラブ史上初となる大舞台への出場に希望をほのめかした。
佐野海舟が所属するマインツは、日本時間8日4時30分より、ブンデスリーガ第25節ボルシアMG戦を控えている。
【ハイライト動画】4位浮上の原動力となったマインツMF佐野海舟(ライプツィヒ戦)