【柔道】斉藤立が20キロ近い減量を告白 包丁さばきは「猫の手…知識あるけど技術はない」

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2025年03月07日 05:01  日刊スポーツ

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取材に応じる斉藤立(撮影・千葉一成)

柔道男子100キロ超級の斉藤立(22=JESグループ)が、昨夏のパリオリンピック(五輪)から20キロ近く減量したことを明かした。


6日、東京・味の素ナショナルトレーニングセンターで男子日本代表合宿前に取材対応。パリでは体重が170キロほどあったというが「良い意味でやせた。今は153、154キロくらいですかね」と打ち明けた。


斉藤は昨年3月に右手にしびれを感じるようになり、五輪後に悪化。同10月に頸椎(けいつい)ヘルニアと脊柱管を広げる手術を受けていた。同12月から今年2月までは国立科学センター(JISS)に泊まり込みでリハビリ。「首はもちろん、腹圧もやっている。楽しいですよ」と体全体を強化してきた。


食事では糖質を控え、タンパク質を摂取するように努めている。「この際だからドンと落とそう」と、150キロをめどに減量中だという。


JISSを離れてからは、自分で調理することもある。「結構していますね。猫の手って感じすね」と報道陣の笑いを誘うと「もともと食べるのが好き。たまに(人気YouTuberの)きまぐれクックを見て、魚の三枚おろしを覚えたりしていた。知識はあるけど、技術は無いみたいな」と笑い飛ばした。


そうした変化は、28年ロサンゼルス五輪を見据えているからこそ。「JISSにいた時も、この孤独な時間がプラスになるかマイナスになるか、それは両極端だと思うけれど、プラスになっているんじゃないかなと。五輪まであと3年。長い人生の中でたったの3年間は、自分の全てをささげようと思う。たったの3年くらいはささげないといけない。毎日の積み重ねが一番大切ですね」と強い思いを口にした。【藤塚大輔】

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