
■MLBオープン戦 ドジャースーレンジャーズ(日本時間7日、アリゾナ州グレンデール・キャメルバックランチ)
ドジャース・大谷翔平(30)がレンジャーズとのオープン戦に“1番・DH”で先発し、6回の第4打席でレフト前ヒットをマーク。第1打席では三塁線へ二塁打を放った大谷は、今季初のマルチ安打と好調をアピールした。
オープン戦は4試合目、6回終了後にクラブハウスへ引き上げた大谷は、ここまで4戦連続安打をマークし、OP戦打率.417(12打数5安打)に。
ドジャースはこの日、M.ベッツ、F.フリーマンら“MVPトリオ”をはじめ、主力が先発に名を連ねた。大谷は5日のレッズ戦以来の出場となり、第1打席は元ヤクルト(17年〜19年)の右腕D.ブキャナンを相手に、カウント2-2からカットボールを三塁線へ弾き返す技ありの二塁打で、4戦連続安打をマーク。その後、フリーマンの左飛で三塁に進むと、続くT.ヘルナンデスは三ゴロも三塁手の一塁悪送球で先制のホームを踏んだ。
3回の第2打席では3番手C.ホイヤーを相手に、追い込まれてから4球目のフォーシームに差し込まれ、打球の伸びはなく左飛。4回の第3打席では2死一塁の場面で二ゴロに打ち取られた。6回は4点リードの2死の場面で、2球目を鮮やかに弾き返すレフト前ヒット。その後、代走を送られ、この日は今季最多の4打席で終えた。
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今季オープン戦初出場となった1日のエンゼルス戦では、花巻東高の先輩である菊池雄星(33)を相手に、第1打席でいきなり“第1号”を放ち、約4か月ぶりの試合で存在感を示した。試合後には「徐々に理想の軌道にしていくのがこの期間だと思う」と話していた。