
日本時間3月1日、今シーズンのオープン戦に初出場した大谷翔平。3月18日に迫る開幕戦に向けて調整を進めている。
久しぶりの帰国で地元も大盛り上がり
「古巣であるエンゼルス戦に『1番・DH』で出場した大谷選手は、花巻東高校の先輩の菊池雄星投手と対戦。今年初となる実戦の1打席目でいきなりレフトへのホームランを放ちました。投手としても5月の復帰を目指して投球練習を続けています」(スポーツ紙記者、以下同)
今年は日本で開幕を迎えるドジャース。大谷にとっては久しぶりの帰国となりそうだ。
「インフルエンザに感染したり、ロサンゼルスで起こった山火事から避難した影響でオフシーズンに帰国できませんでした。3月12日までオープン戦が予定されているので、それが終わり次第、日本に出発することになるでしょう。日本では練習や開幕戦の前にも巨人、阪神とのプレシーズンゲームが予定。丸一日オフという日はなさそうです」
いよいよ2025年シーズンも幕開け。それも日本でということで早くも歓迎ムード。大谷の地元である岩手・奥州市役所の『ふるさと応援団』担当者に話を聞いた。
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「2月17日から3月30日まで、JR水沢江刺駅内の『南岩手交流プラザ』にて企画展を行っております。大谷選手のサイン入りグッズを展示するほか、“報道パネル展”として大谷選手の少年時代や、高校時代から現在に至るまでの活躍を新聞記事や号外で振り返るコーナーを設置しております。
ほかにも、大谷選手が高校時代に作成していた『マンダラチャート』をテーマにした“おみくじ”を制作しました。また、3月18日の開幕戦は市内でパブリックビューイングを行う予定です」
小学校に登校する“大谷少年”を見守ってきた
地元は盛り上がっているようで、大谷の実家の近くに住み、『ふるさと応援団』の顧問を務めたこともある立花公夫さんもエールを送った。
「東京には行かないですね。なかなかチケットも取れないので。でも、テレビのほうがしっかり見られるのでいいんです。今年も期待していますが、二刀流ですから、とにかくケガをしないように1年間、活躍してほしいです」
小学校に登校する児童のスクールガードとして“大谷少年”を見守っていたこともある立花さん。そんな大谷が今度は父親に――。
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「いつか大谷選手がお子さんを連れて実家に帰ってきて、チラッとでも見られたら、これほどうれしいことはないんですが……。そんなことは夢のまた夢ですね」(立花さん)
帰国が待たれる大谷だが、日本ではどのように過ごすことになるのか。
日本にはスポンサー契約を結び、さまざまなプロジェクトを行っている企業が多々ある。
寝具メーカーの西川株式会社に聞いたところ、
「当社の関係者が大谷選手に会う予定はございません。社内でパブリックビューイングを実施し、大谷選手を社員一同で応援する予定です」
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とのこと。株式会社コーセーは、
「今後のスケジュールなどについては、現時点で開示予定がございません」
株式会社ECCも、
「大谷選手の来社予定や弊社からご挨拶などは予定しておりません」
という回答で、スポンサーへの挨拶回りはなさそう。
真美子さんのために日本のお土産を
その一方で、チームメートには“おもてなし”の準備を進めているようだ。
「ドジャースは遠征先で選手や監督、コーチ、球団関係者、その家族が集まるチームディナーを行うのが恒例。昨年の開幕戦が行われた韓国でも大谷選手は真美子さんと一緒に参加していました。今回の“東京遠征”では大谷選手と山本由伸選手の2人がホテルにシェフを呼んで夕食会が開かれるようです」(在米ジャーナリスト、以下同)
日本人として、大谷がチームメートの“案内役”を務めるかもしれない。
「今年、来日したベッツ選手は和牛にハマっていました。大谷選手も焼き肉好きで、2023年のWBCの決起会も焼き肉店でしたし、昨年は山本選手とシカゴにある焼き肉店を訪れていました。今回も大谷選手がお気に入りの店に連れていったり、紹介するかもしれません。
お寿司などの日本食を堪能したいという選手もいると思うので、大谷選手が案内してあげる可能性も。あとは、妊娠中で真美子さんが帰国できないとなると、日本のお土産をたくさん買うということも十分に考えられます」
久しぶりの日本を楽しみつつ、公私の“二刀流”でチームのためにも大活躍!?