メキシコのシェインバウム大統領=4日、メキシコ市(EPA時事) 【サンパウロ時事】メキシコのシェインバウム大統領は6日、米国が25%の輸入関税の適用を免除するメキシコ製品の対象拡大で合意したのを受け、「(トランプ大統領との)電話会談が前例のない結果をもたらした」と歓迎した。9日に構えていた対抗措置の公表を見送る方針。
シェインバウム氏は、米国が4日に関税を発動したことを受けて、首都メキシコ市の中心広場で開く9日の集会で関税を含む対抗措置を公表する予定だった。同氏は集会について、今回の合意を報告し、音楽グループを招いて人々と祝福する「フェスティバル」になると説明した。