米実業家のイーロン・マスク氏=2月11日、ワシントン(AFP時事) 【シリコンバレー時事】米民主党のエリザベス・ウォーレン上院議員らは6日、X(旧ツイッター)のオーナーで実業家のイーロン・マスク氏が自身のトランプ政権における影響力を利用し、広告主にXへの広告出稿を強要していないか調べるよう、ボンディ司法長官に要請したと発表した。事実が確認されれば、政府職員の倫理規定違反で刑事責任が問われ得るとした。
ウォーレン氏らは、Xの代理人が昨年、米広告大手インターパブリック・グループに対し、顧客にXへの支出を増やすよう圧力をかけたと報じられたことに言及。インターパブリックは、審査中の同業との合併承認の遅延や阻止を懸念し、出稿を増やしているという。