
the SILK編集部が2024年7月に行った「ダイエットを続けるコツに関するアンケート調査」では、実に7割以上の人がダイエットを挫折した経験があるとの結果が。
【漫画】ダイエット目的で買ったエアロバイクの末路【全編を読む】
主な理由としては、「食べてしまう」が圧倒的1位。次いで、「変化がない」「ストレス」などが挙げられました。辛いダイエットを継続させるには、モチベーション維持の環境づくりが課題となっているようです。
そんな「モチベーション維持」がなかなかできない女性のエピソードが「あるある!」と話題を呼んでいます。
何をしてもダイエットが長続きしない
「これならテレビを観ながら漕ぐだけ!」
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会社員のN子さん(30代・I県在住)はダイエットを決意し、思い切ってエクササイズバイクを購入しました。
「組み立ては大変でしたが、やる気は十分でした。でも…組み立てた時点で既にある種の達成感があって…嫌な予感はしていたのですが、最初に数回漕いだ後は、気づいたら洗濯物の指定席になっていました」
買ってから3カ月、ダイエットの相棒になるはずだったバイクはほとんど漕がれることなく、部屋の片隅で静かに佇んでいます。 「片隅」とはいえ、本体はある程度の大きさがあるため、まあまあの存在感を放ちながら…。N子さんがハンドルに洗濯物を干す時、センサーで心拍数をカウントする機能が「ピッ」と音を立てるも、これを鮮やかにスルー。電子音だけが悲しく部屋に響きます…。
実家で目にした現実
「エクササイズバイクの存在を、もうあえて認知しないように過ごしていたんですよね。ですが…年末に帰省した実家で、思い知らされたことがありました」一瞬言葉をつまらせたN子さんですが、さらに話し続けます。
「実家には、埃をかぶったダンベル、机の下に置かれて足置きと化したステッパー、そしてびっしり洗濯物が干されたぶら下がり健康器…。まさに、うちのエアロバイクと同じ運命をたどっていたんです」
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ああ、これはもう遺伝なのかもしれない。N子さんは、妙な納得感に包まれたといいます。
結局、実家で大盤振る舞いされる美味しい料理に舌鼓を打ち、しっかりと2kgほど増量してから自宅へ帰ったのだとか…。
「正月太り」…今どうなってる?
N子さんのダイエット計画は、今どうなっているのでしょうか?と伺うと、「今は『パーソナルトレーナー』が気になっています。これはもう、予約を取ってしまえば嫌でも行くしかなくなるはず。背水の陣を敷くつもりです!」と答えました。その目には確かな意欲がにじんでいました。結果はどうなるか、神のみぞ知る…!?
運動器具は、使わなければただのインテリア。あなたの家にも、「洗濯物干し」としての運命をたどってしまった同じような“置物”が眠ってはいませんか?
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【出典】
▽女性200名から聞いたダイエットを続けるコツを伝授!続かない人の特徴や成功者の運動・食事制限の実態が判明!(the SILK編集部)