
バレーボールの女子イタリア1部リーグ・セリエAで日本時間9日、2戦先勝方式のプレーオフ準々決勝の初戦が行われ、日本代表の石川真佑(24)が所属するノヴァーラ(レギュラーシーズン4位)は本拠地で、キエリ(同5位)を3‐0(25-15、25-20、25-18)で下し白星発進した。
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試合開始2時間前に、自分の運転する車で会場入りした石川。「初めてのプレーオフなのでいいパフォーマンスが出し続けられるように頑張りたい」と話し、ホーム開催ということもあり、リラックスした表情を見せた。
対戦相手のキエリはオランダのエース、アンネ・バイス(33)やパリオリンピック™で銀メダルを獲得したエイブリー・スキナー(25)が所属。侮れないチームとの一戦となった。
1セット目から終始ノヴァーラペースで試合は進み、スタメン出場した石川も粘り強く鋭いスパイクを打ち込むなど、チーム2位の15得点(スパイク13点、サーブ1点、ブロック1点)をあげ、勝利に貢献した。
高いブロックを前にしても「1本シャットされた後のスパイクの打ち方も考えながらイタリアではプレーをしているので、試合の中で修正できているのは良かった」と手応えを口にした石川。「初めてのプレーオフだったので、まず今日しっかり勝ち切れたのが良かった」と振り返り、「決勝まで行くのが目標なんですけど、まず1戦1戦しっかり戦って、初めてのプレーオフなので自分の中で毎試合毎試合、いいパフォーマンスが出せるようにしたい」と今後に向けて意気込んだ。
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プレーオフ準々決勝 第2戦は、日本時間17日午前2時にキエリのホームで行われ、ノヴァーラが勝てばベスト4進出が決まる。