
現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、群馬県在住65歳女性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール
回答者本人:65歳女性同居家族構成:本人のみ
居住地:群馬県
リタイア前の雇用形態:パート・アルバイト
リタイア前の年収:100万円
現在の資産:預貯金60万円、リスク資産25万円
これまでの年金加入期間:国民年金32年、厚生年金約8年
現在受給している年金額(月額)
老齢年金(国民年金・厚生年金):7万2173円障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし
「お家賃が安いのでまずまず」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足している」と回答した今回の投稿者。その理由として「年金生活者支援給付金制度で毎月6782円が年金と同じ支給日に振り込まれます。年金と合わせても8万円くらいで少ないのですが、市営住宅のお家賃が1万6500円と、安いのでまずまずです」と語っています。
ひと月の支出は約「8万円」。年金だけで「毎月賄えている」と回答されています。
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「クラウドソーシングでわずかに活動」
急な出費については貯金で賄っているそうで、「お香典の発生は、ごくたまにしかないし仕方ない。電気製品を買い替えるお金もどうにかある。親戚づきあいで贈答品がくるのでまぁ、支障なしとも言えます」とのこと。65歳を迎え「年金が整う時期になるので」勤めていたパートを辞めたものの、「クラウドソーシングでわずかに活動し、報酬を半年に一回くらい換金してちょこっとのお小遣いにしています。アンケートのポイントが年で万単位なのでお歳暮や日用品を買うのにすいぶん助かっています」とあり、工夫をしながらコツコツ収入を得ている様子。
年金生活においては「光熱費や食費を節約しながら過ごしています。テレビを見る時間は限定してだらだら見ない。フィギュアスケートとか興味のある競技は2時間でも見ますが」とあります。
「年金について呑気だった」
現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか、との問いには「年金について理解ができていなくて呑気というか、対処方法が分からなかった。あと5年、10年仕事をしていたらよかった」と悔やんでいる様子。今の生活の不満については「年金額が1カ月に12万円とか15万円だったら、(お金のことを気にせずに)タクシーやバスを利用」できたはずだったとコメント。
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(文:あるじゃん 編集部)