年金をもらいながら、月収13万円のアルバイト。確定申告は必要?

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2025年03月09日 20:30  All About

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老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。今回は編集部が設定したケースに専門家が回答します。
老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。そんな年金初心者の方の疑問に、専門家が回答します。

今回は編集部が設定したケースに専門家が回答します。

Q:年金をもらいながら、月収13万円のアルバイト。確定申告は必要?

●今回は編集部が設定した以下のケースに専門家が回答します。

「年金をもらいながら、月収13万円のアルバイトをしている65歳。確定申告は必要か?」

A:一般的に年収75万円以上の場合は、確定申告が必要になります

老齢年金をもらいながらアルバイトをしている場合は、確定申告が必要か、必要でないかを判断する必要があります。

一般的には老齢年金受給額が、年間400万円以下の人は、そもそも確定申告不要となっています。さらに、年金以外の所得、例えばアルバイトなどの給与所得が年間20万円以下の人も確定申告は不要です。

給与所得が年間20万円以下というのは、年収にすると75万円以下(20万円+給与所得控除55万円)となります。したがって老齢年金受給額が年間400万円以下であっても、アルバイトの年間の収入が75万円を超える場合には、確定申告が必要となります。

もし、年間の医療費の自己負担額が10万円を超える場合などの医療費控除が適用できる場合は、確定申告が必要になりますので、該当するか税務署などに確認してみるといいでしょう。

監修・文/深川 弘恵(ファイナンシャルプランナー)

都市銀行や保険会社、保険代理店での業務経験を通じて、CFP、証券外務員の資格を取得。相談業務やマネーセミナーの講師、資格本の編集等に従事。日本FP協会の埼玉支部においてFP活動を行っている。
(文:All About 編集部)

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