かつては作品を酷評されたイラストレーター。作品制作動画をSNSに公開したところ、「まってすごい綺麗」「神イラスト」と称賛の声が続出。YouTubeの動画は記事執筆時点で23万回以上再生されています。
●「こんな絵で何万円!?」と言われ……
女性を描いたイラストに水彩で色付けしていく様子を公開しているのは、イラストレーターの果林(@karin_bijinga)さん。今回は、自己最高の大きさとなるF4サイズ(A4よりも2回り大きいサイズ)のイラストにチャレンジしています。
その中で「こんな絵で何万円!?」「美大も出てないのに?」「コミックイラストなのに?」「水彩初心者なのに?」などと、自身が描く美人画について酷評されてしまった過去を告白。
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果林さんには、仕事や結婚、出産、育児に追われ、カラーイラストを描いてない時期が13年あったのだそうです。しかし生活が落ち着いてから、昔からの夢だったプロの世界に本気で向かっていくことを決意。酷評されたつらい時期を乗り越えて技術力を磨き、現在は1枚数万円の価格をつけた作品の販売実績50件以上、企業や自治体ポスターの実績も着々と積み重ねています。
さらに、先日3万円で売れた絵を「何万円だと思いますか?」とSNSに投稿したところ、「10万円ですか!?」と高値で評価してもらえることもあったのだとか。果林さんは、その一言が本当にうれしかったそうです。
イラスト活動には画材費、額装代、展示参加料、販売手数料、配送料、グッズ製作費、広告費などなど……出ていく出費がかなり多いと明かす果林さん。“絵の収入だけで家計を支えたい”、“死ぬまでずーっと描き続けたい”という目標のため、1枚10万円の価値がつくまでチャレンジを続けたいと語っていました。
そして完成したのは、楽器を演奏する女性と、その周りを囲む睡蓮の絵。幻想的な雰囲気に引き込まれ、思わずうっとりしてしまうほど美しい作品です。果林さんによると、髪の毛を水に見立て、睡蓮を浮かばせるイメージで描いたのだとか。この作品は2025年3月1〜3月11日の期間中、ホテルグランドニッコー東京台場にて展示販売されるそうです。
●「欲しい!!」「10万以上してもおかしくない」の声
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コメント欄には「絵がキラキラしててすごい」「とても綺麗で素敵です」「優しくて丁寧で繊細な手つきとか、色合いとか、全部が美しくて見とれてしまう」「才能がある上で好きを極めた人は強い」「10万以上してもおかしくない絵だと思います!」「めっちゃ可愛い! 欲しい!!」といった称賛の声が多く寄せられています。
果林さんの作品はBASEで購入することができるほか、製作動画はYouTubeチャンネル「果林の美人画アート」やTikTok(@karin_illust11)、Instagram(@karin_illust11)、X(@karin_illust11)にて公開中。
また、果林さんの初個展が2025年7月8日〜7月21日に「LUSSO CAFE HARAJUKU」(東京都渋谷区)で開催される予定です。
動画提供:YouTubeチャンネル「果林の美人画アート」さん
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