元マンUコーチ、テン・ハフ前監督の秘話を明かす「10年間指揮を執る計画を立てていた」

　マンチェスター・ユナイテッドのトップチームでコーチを務めていた元南アフリカ代表FWベニー・マッカーシー氏が、エリック・テン・ハフ前監督について語った。9日付けでイギリスメディア『BBC』が報じている。

　現在47歳のマッカーシー氏は、今週ケニア代表の監督に就任が決定。過去2シーズンに渡りテン・ハフ前監督の下でファーストチームのコーチを務めた経験があり、同氏は今回の監督就任に際して「私は世界最大級のクラブであるユナイテッドで、テン・ハフの指導のもとで働くという素晴らしい機会を得た」とコメントした。また、以下のように続けている。

「私は究極のプロフェッショナリズムを学んだ。彼は単なる規律の厳しい監督ではなく、私がこれまで見た中で最も信じられないほどのプロフェッショナルだった。非常に勤勉で、献身的で、そして情熱的だったように思う。彼はユナイテッドで10年間指揮を執る計画を立てていた。それが彼のビジョンだったんだ」

　さらにマッカーシー氏は、「FAカップとカラバオカップを獲得した。私はそのチームの一員であったことを誇りに思っている」とマンチェスター・ユナイテッドでの時間を振り返った。