先制点を挙げたルカク[写真]=Getty Images
セリエA第28節が9日に行われ、ナポリとフィオレンティーナが対戦した。
ここまでリーグ戦で17勝6分4敗を記録し、勝ち点「57」の2位に立つナポリ。1月26日にユヴェントスに勝利して以降、最近5試合は勝利から遠ざかっており、首位インテルを追走するためにも勝利が必要だ。対する7位フィオレンティーナも、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を獲得するためにも落とせない試合となる。
序盤からナポリペースで試合が進むと、26分に均衡が崩れる。左サイドから進入したスコット・マクトミネイがシュートを放つと、こぼれ球にロメル・ルカクが反応。そのままゴールに流し込み、ナポリが先制に成功する。
その後、フィオレンティーナはモイーズ・キーンのヘディングシュートで脅かす場面があったものの、ナポリがリードを保ち、前半を折り返す。
後半に入ると、61分にナポリ追加点を奪う。ルカクからボールを受けたジャコモ・ラスパドーリが、冷静にゴールを決めスコアを2−0にする。
対するフィオレンティーナも66分にアルベルト・グズムンドソンがミドルシュートを決め、1点差に迫ったが、反撃もここまで。最後までナポリの牙城を崩すことはできず、2−1でナポリが勝利を収めた。
勝利したナポリは首位インテルとの勝ち点差が「1」に。次節はナポリが敵地でヴェネツィアと、フィオレンティーナはホームにユヴェントスを迎える。
【スコア】
ナポリ 2−1 フィオレンティーナ
【得点者】
1−0 26分 ロメル・ルカク(ナポリ)
2−0 60分 ジャコモ・ラスパドーリ(ナポリ)
2−1 66分 アルベルト・グズムンドソン(フィオレンティーナ)