久保建英、途中出場でFKも得点に絡めず　主力温存のレアル・ソシエダ公式戦4試合勝利なし【海外サッカー】

■スペインリーグ第27節　レアル・ソシエダ 0ー1 セビージャFC（日本時間10日、レアレ・アレーナ）

レアル・ソシエダの久保建英（23）が、ホームで行われたセビージャFC戦に1点ビハインドの後半33分から出場した。

7日の欧州リーグ（EL）マンチェスター・ユナイテッド戦に出場した主力選手をベンチスタートにしたレアル・ソシエダ。その試合で約80分間プレーした久保は、中2日となったこの日、後半33分からの途中出場となった。いつも通り右サイドでプレーし、昨年11月4日の第12節ではゴールを決めている相手に対し、チャンスを伺うがなかなか決定的な場面が訪れない。

唯一のチャンスは後半アディショナルタイム、久保が倒されFKを獲得すると、自らキッカーを務めた。鋭いクロスをペナルティーエリア内に送るが、身長190cmのナイフ・アゲルド（28、モロッコ）の頭にわずかに合わずボールは枠の左へと外れ、得点には結びつかなかった。

最後まで同点に追いつくことができず敗れたレアル・ソシエダは公式戦で4試合、勝利から遠ざかっている。次戦は中3日で、マンチェスターUとのEL決勝トーナメント1回戦、第2戦に臨むこととなった。