

私の実家は日帰りでは難しい距離。おまけに両親ともに働いているので、平日にはなかなか帰りにくいのです。結婚して3年経ちますが、ずっと義実家を優先したせいで、ほとんど実家へは帰れていません。実母に電話で相談すると……

私はグループLINEにきたスケジュール表にすべて「×」を入れ、理由を「仕事」としました。するとすぐに義母から連絡が……

うちの親は義母とはまったく違うタイプの人で、自分の欲求を家族に押し付けるようなことはしません。ゲンナリと同時にどうして私がこんな思いをしなければいけないのかと怒りもわいてきます。

そのとき、一番上の義姉からメッセージが届きました。「お母さん! 勝手に子どもたちの写真をあげないでって言ったでしょ!」と、グループLINEに連絡がきます。義母のSNSを開いてみて驚きました。

そこには、義家族が集まるたびに撮影する集合写真がすべてあげられていたのです。
義母は子どもやその配偶者たち、そして孫が自分を中心に動いていると自慢したいのでしょう。みんなに囲まれている私を見て! という思いがあからさますぎて、私は義母への不快感と軽蔑の気持ちが一気に膨らみました。義母の欲を満たすための道具にされている気がしたのです。
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月1回は義実家を訪問しているのだから、義母への義理はそれで果たせているはずです。義母が子どもやその配偶者、孫たちのスケジュールまで必死で押さえようとする様子は、過干渉だと思ってしまいます。こちらの都合を考えない義母の強引さには、無理矢理私の時間を奪われている感覚になりました。
家族は義母の欲求を満たすための道具ではないのです。わずかな休みを毎回義実家で過ごしたら、一生疲れがとれません! 次の連休は私の実家でゆっくりします。
【後編】へ続く。
原案・ママスタ 脚本・rollingdell 作画・チル 編集・横内みか
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