【AI予想・金鯱賞】関西馬が好成績を残す中京名物重賞! 本命候補は距離適性に魅力を感じる3頭

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2025年03月10日 19:00  netkeiba

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金鯱賞に出走予定のディープモンスター(c)netkeiba
 本記事ではnetkeibaオリジナルAIが推奨する本命候補3頭を特筆すべき過去の傾向とともにご紹介します。

 今週の重賞競走は日曜日にスプリングS(GII)と金鯱賞(GII)が行われます。その中から中京競馬場で行われる金鯱賞を取り上げます。まずは過去の傾向から。

 過去10年の金鯱賞での所属別成績を見ていきます。過去10年の金鯱賞では関西馬が9勝2着7回3着8回と良績を残しています。一方で関東馬は1勝2着3回3着3回と苦戦しています。

 過去10年の金鯱賞での出走頭数を見ると関西馬が89頭、関東馬が34頭と倍以上の差がありますので、関西馬の3着以内数が多くなるのも当然ではあります。ただ勝率や連対率、複勝率でも関西馬が関東馬よりも優秀な数字を残していますので、今年もまずは関西馬を中心に予想を進めていくのがいいかもしれません。

 続いては、過去10年の金鯱賞における前走4角での位置別成績です(前走が海外だった馬は除く)。過去10年の金鯱賞では前走4角で10番手以内の馬が7勝2着7回3着9回となっています。一方、前走4角で11番手以下だった馬は2勝3着1回と苦戦しています。

 前走4角で11番手以下かつ3着以内に好走したのは23年プログノーシス、17年ヤマカツエース、16年シュンドルボン。この3頭は前走で上がり2位以内を記録していたという共通点がありました。前走4角で11番手以下でも上がりの威力を十分に示している馬については注意が必要と言えるかもしれません。

 それでは早速ですが、今週の金鯱賞でAIから導き出された月曜日時点での本命候補3頭をご紹介します。

◆距離適性に魅力を感じる本命候補

ディープモンスター

 これまで2000mでは13戦して3勝2着3回3着2回。着外になったのは5回でそのうちの4回で掲示板を確保。唯一掲示板を外してしまったのは強敵相手の皐月賞(GI)での7着。ハイレベルなGIでももう少しで掲示板というところに来ていることを考えると、本馬の2000mへの適性は高く、今回の距離は大歓迎と言えそうです。

 前走のAJCC(GII)では見せ場なく10着に敗れていますが、これは2200mで距離が合わなかった可能性があり参考外。今回は2走前のチャレンジC(GIII)で2着、4走前の小倉記念(GIII)で3着など実績のある距離に戻りますし、前走のようなことはないはずですし変わり身に期待したいところです。

マイネルモーント

 久々の重賞挑戦となった2走前の中山金杯(GIII)では、後方から差し込んで2着に好走。重賞でも通用する能力があることを示す内容でした。前走の白富士S(L)ではスローの逃げを打った勝ち馬を捕えきれませんでしたが、ここでも2着と連対を確保。スタートした直後はハナへ立つ形となりましたが、内から掛かり気味に勝ち馬が上がっており仕方なく控える形に。それでもしっかりと折り合っていたように見えましたし、地力の高さを十分に感じられる走りだったように思います。

 今回はGIIで一気の相手強化になりますが、ここ2走の2000mの内容から通用しても不思議はありません。また、2走前が差す形で好走し前走は前へ行く形で連対と変幻自在に立ち回れるのも強みと言えそうです。ここでも自在性を活かした走りで上位争いに期待したいところです。

キングズパレス

 昨年は2000mの重賞で立て続けに好走し活躍した本馬。しかし、その後は天皇賞(秋)(GI)で12着、中日新聞杯(GIII)で5着、日経新春杯(GII)で6着と結果を残せています。ただ、3走前はハイレベルなGIでしたし、ここ2走も負けてはいますが上がりは2位以内ですし、展開次第ではチャンスがありそうな1頭と言えます。

 今年で6歳になる本馬ですが、1週前追い切りでは今回のレースで騎乗予定の佐々木騎手を背に軽快な動き。仕掛けてからの反応は鋭く見えましたし、併せ馬で楽々と先着していましたから年齢的な衰えは感じられません。2000mは実績のある距離ですし、自身の持ち味が活きる展開になれば浮上の余地もありそうです。

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